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爛熳
ふりがな文庫
“爛熳”の読み方と例文
読み方
割合
らんまん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らんまん
(逆引き)
其
(
その
)
頃いつも八重さくらが
盛
(
さか
)
りで、兄はその
爛熳
(
らんまん
)
たる花に
山吹
(
やまぶき
)
を
二枝
(
ふたえだ
)
ほど
交
(
ま
)
ぜて
瓶
(
かめ
)
にさして供へた。
伯母
(
おば
)
は
其
(
その
)
日は
屹度
(
きつと
)
筍
(
たけのこ
)
を
土産
(
みやげ
)
に持つて来た。
父の墓
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
西洋人は日本一の御馳走といって悦ぶそうだが冬の寒い日に百花
爛熳
(
らんまん
)
たる温室内で天下の珍味を御馳走になったらそれほど愉快な事はあるまい。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
父親は云う事を聴かないと、
家
(
うち
)
を追出して古井戸の柳へ縛りつけるぞと
怒鳴
(
どな
)
って、
爛熳
(
らんまん
)
たる児童の
天真
(
てんしん
)
を損う事をば
顧
(
かえり
)
みなかった。ああ、恐しい幼少の記念。
狐
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
爛熳(らんまん)の例文をもっと
(6作品)
見る
爛
漢検1級
部首:⽕
21画
熳
部首:⽕
15画
“爛”で始まる語句
爛
爛々
爛漫
爛熟
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爛醉
爛然
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爛焼
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徳富蘇峰
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