トップ
>
爛醉
ふりがな文庫
“爛醉”の読み方と例文
新字:
爛酔
読み方
割合
らんすゐ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らんすゐ
(逆引き)
が、
爛醉
(
らんすゐ
)
した上、情火に燃えた赤井主水の眼には紫琴女が別の銚子から、自分の盃に酒を注いだ事には氣が付かなかつた樣子です。
銭形平次捕物控:283 からくり屋敷
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
林檎の木よ、
發情期
(
はつじやうき
)
の壓迫で、身の内が
熱
(
ほて
)
つて重くなつた
爛醉
(
らんすゐ
)
、
情
(
なさけ
)
の
實
(
み
)
の
房
(
ふさ
)
、
粒
(
つぶ
)
の
熟
(
じゆく
)
した葡萄の
實
(
み
)
、
寛
(
ゆる
)
んだ帶の
金具
(
かなぐ
)
、花を飾つた酒樽、葡萄色の蜂の
飮水場
(
みづのみば
)
。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
月まさに三
竿
(
かん
)
、酒もやがて
爛醉
(
らんすゐ
)
に入つた頃、主人の永左衞門、改めて膝を直しました。
銭形平次捕物控:237 毒酒薬酒
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
爛醉(らんすゐ)の例文をもっと
(3作品)
見る
爛
漢検1級
部首:⽕
21画
醉
部首:⾣
15画
“爛”で始まる語句
爛
爛々
爛漫
爛熟
爛酔
爛熳
爛壊
爛然
爛壞
爛焼
“爛醉”のふりがなが多い著者
上田敏
野村胡堂