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竿
ふりがな文庫
“竿”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さお
59.6%
ざお
15.8%
さを
15.2%
かん
7.0%
ざを
1.8%
キュー
0.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さお
(逆引き)
シナ人の
乞食
(
こじき
)
が小船でやって来て長い
竿
(
さお
)
の先に網を付けたのを甲板へさし出す。小船の
苫屋根
(
とまやね
)
は竹で編んだ円頂で黒くすすけている。
旅日記から
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
竿(さお)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ざお
(逆引き)
それが、ほそいつり
竿
(
ざお
)
を何十本もそろえたような口ひげを、左右にピンとのばして、ほら穴のような大きな口をあいて、笑っているのです。
虎の牙
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
竿(ざお)の例文をもっと
(27作品)
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さを
(逆引き)
「この塔の高さと、同じ
竿
(
さを
)
を拵へて貰ひ度いが、三四本物干竿を繼いでも構はない。寸法だけは、六間二尺——間違つてはいけない」
銭形平次捕物控:249 富士見の塔
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
竿(さを)の例文をもっと
(26作品)
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かん
(逆引き)
行宮
(
あんぐう
)
はなお上にあった。その行宮の南面の廊の角に一
竿
(
かん
)
たかく、錦の旗が、大和、山城、河内の山野を望みつつ、へんぽんと山風を呼んでいる。
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
竿(かん)の例文をもっと
(12作品)
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ざを
(逆引き)
ろくな植込みも
燈籠
(
とうろう
)
もなく、下女のお民が、陽を追つて
干物
(
ほしもの
)
を持ち廻るらしく、
三又
(
さんまた
)
と物干
竿
(
ざを
)
とが轉がり、物干の柱が突つ立つて居るだけの殺風景さです。
銭形平次捕物控:248 屠蘇の杯
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
竿(ざを)の例文をもっと
(3作品)
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キュー
(逆引き)
彼は何事かと云ふやうに眉をひそめて——彼の妙な、曖昧な表情の一つである——
竿
(
キュー
)
を置き、私について部屋を出た。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
竿(キュー)の例文をもっと
(1作品)
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“竿”の解説
竿(さお)は、何らかの道具として使用する細長い棒である。原義は竹から枝葉を取り払ったもののことであったが、同じ用途の竹以外の材質のものも同じ名で呼ぶようになった。
(出典:Wikipedia)
竿
漢検準1級
部首:⽵
9画
“竿”を含む語句
旗竿
一竿
竿頭
竿立
水竿
殻竿
釣竿
竹竿
物干竿
黐竿
三竿
竿竹
百尺竿頭
檣竿
繼竿
継竿
間竿
竿幟
水馴竿
竿燈
...
“竿”のふりがなが多い著者
吉川英治
柳田国男
宮原晃一郎
夏目漱石
蒲原有明
国木田独歩
林不忘
有島武郎
山本周五郎
作者不詳