“ざお”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
竿90.0%
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たぶんだめだろうとは思ったが、試みに物干し竿ざおの長いのを持って来て、たたき落とし、はね落とそうとした。しかしやっぱり無効であった。
簔虫と蜘蛛 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
だが、小次郎の体は、モチ竿ざおに着いた小鳥のように、槍柄やりえの下に添って、五郎次のふところへそのまま、つけ入って行った。
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
木の枝にかけわたした竹ざおつるがまきついて、唐茄子とうなすが二ツなっていた。