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さを
ふりがな文庫
“さを”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
棹
40.8%
竿
25.2%
青
20.4%
蒼
7.8%
篙
1.9%
桿
1.0%
槁
1.0%
眞青
1.0%
竿棹
1.0%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
棹
(逆引き)
舟人の
棹
(
さを
)
を留めたるとき、われは何處に往くべきぞと問ひぬ。舟人は家と家との間を通ずる、橋の側なる
隘
(
せば
)
き
巷
(
こうぢ
)
を指ざし教へつ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
さを(棹)の例文をもっと
(42作品)
見る
竿
(逆引き)
船頭は
竿
(
さを
)
を弓のやうに張つて、長い
船縁
(
ふなべり
)
を往つたり来たりした。
竿
(
さを
)
を当てる
襦袢
(
じゆばん
)
が
処々
(
ところどころ
)
破れて居た。
一竿
(
ひとさを
)
毎に船は段々と
下
(
くだ
)
つて行つた。
朝
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
さを(竿)の例文をもっと
(26作品)
見る
青
(逆引き)
荒浪の天うつ波の逆まきのとどろきが上、あああはれ、また、向き向きに、稲妻の
青
(
さを
)
の
脅
(
おび
)
えに連れ連れ乱る、啼き連れ乱る。
観相の秋
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
さを(青)の例文をもっと
(21作品)
見る
▼ すべて表示
蒼
(逆引き)
つねは顔色が
真
(
ま
)
つ
蒼
(
さを
)
になつたが、やう/\先に立つて板塀の戸口に往つて、もし/\と声を掛けた。
併
(
しか
)
し教へられた口上を言ふことは出来なかつた。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
さを(蒼)の例文をもっと
(8作品)
見る
篙
(逆引き)
又人あつて流に溯つて船を
行
(
や
)
るに水勢の我に利あらずして、腕力既に萎えんとしたる如き時、猶強ひて
擄
(
ろ
)
を操り
篙
(
さを
)
を張るを廢せず、流汗淋漓として勞に服する場合などをも
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
さを(篙)の例文をもっと
(2作品)
見る
桿
(逆引き)
もう一人は
風見
(
かざみ
)
の鶏だつた。これはびつくりしたやうに、ぎいぎい
桿
(
さを
)
の上に啼きまはつた。
LOS CAPRICHOS
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
さを(桿)の例文をもっと
(1作品)
見る
槁
(逆引き)
また問ひたまはく「
從
(
みとも
)
に仕へまつらむや」と問はしければ、答へて曰はく「仕へまつらむ」とまをしき。かれここに
槁
(
さを
)
を指し
度
(
わた
)
して、その御船に引き入れて、
槁根津日子
(
さをねつひこ
)
といふ名を賜ひき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
さを(槁)の例文をもっと
(1作品)
見る
眞青
(逆引き)
眞青
(
さを
)
なる水に陷らば
花守
(旧字旧仮名)
/
横瀬夜雨
(著)
さを(眞青)の例文をもっと
(1作品)
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竿棹
(逆引き)
汽船では乗客を皆な別の船に移して、荷を軽くして船員
総
(
そう
)
がゝりで、長い
竿棹
(
さを
)
を五本も六本も浅い州に
突張
(
つつぱ
)
つて居た。しかも汽船は容易に動かなかつた。煙突からは白い薄い
煙
(
けぶり
)
が
徒
(
いたづ
)
らに立つて居た。
朝
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
さを(竿棹)の例文をもっと
(1作品)
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