“さを”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
39.6%
竿25.7%
20.8%
7.9%
2.0%
1.0%
1.0%
眞青1.0%
竿棹1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
舟人のを留めたるとき、われは何處に往くべきぞと問ひぬ。舟人は家と家との間を通ずる、橋の側なるを指ざし教へつ。
船頭は竿を弓のやうに張つて、長い船縁を往つたり来たりした。竿を当てる襦袢処々破れて居た。一竿毎に船は段々とつて行つた。
(新字旧仮名) / 田山花袋(著)
荒浪の天うつ波の逆まきのとどろきが上、あああはれ、また、向き向きに、稲妻のえに連れ連れ乱る、啼き連れ乱る。
観相の秋 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
つねは顔色がになつたが、やう/\先に立つて板塀の戸口に往つて、もし/\と声を掛けた。し教へられた口上を言ふことは出来なかつた。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
又人あつて流に溯つて船をるに水勢の我に利あらずして、腕力既に萎えんとしたる如き時、猶強ひてを操りを張るを廢せず、流汗淋漓として勞に服する場合などをも
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
もう一人は風見の鶏だつた。これはびつくりしたやうに、ぎいぎいの上に啼きまはつた。
LOS CAPRICHOS (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
また問ひたまはく「に仕へまつらむや」と問はしければ、答へて曰はく「仕へまつらむ」とまをしき。かれここにを指しして、その御船に引き入れて、槁根津日子といふ名を賜ひき。
眞青なる水に陷らば
花守 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)
汽船では乗客を皆な別の船に移して、荷を軽くして船員がゝりで、長い竿棹を五本も六本も浅い州に突張つて居た。しかも汽船は容易に動かなかつた。煙突からは白い薄いらに立つて居た。
(新字旧仮名) / 田山花袋(著)