“隘”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せま66.7%
せば16.7%
あい8.3%
ふさ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伯夷量何ぞ隘(せま)きというに至っては、古賢の言に拠(よ)ると雖も、聖(せい)の清(せい)なる者に対して、忌憚(きたん)無きも亦(また)甚(はなはだ)しというべし。其(そ)の擬古(ぎこ)の詩の一に曰く
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
舟人の棹(さを)を留めたるとき、われは何處に往くべきぞと問ひぬ。舟人は家と家との間を通ずる、橋の側なる隘(せば)き巷(こうぢ)を指ざし教へつ。
私は一言も物を云わず、紅玉(エルビー)を肩に引っ担いだ。それから室を走り出た。長い廊下を一散に、右へ左へ走り廻る。カッと燃え上がる火の光が、行手の廊下を隘(ふさ)いでいる。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)