“隘地”の読み方と例文
読み方割合
あいち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山峡やまかい隘地あいちを出て、軍を返そうとすれば、たちまち、李傕や郭汜かくしの兵が、沢や峰や渓谷の陰から、所きらわず出て来て戦を挑むからだった。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
また遊撃隊として、点々の小隊が、諸所の隘地あいちにほぼ五十から百人程度。
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)