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篙
ふりがな文庫
“篙”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さお
50.0%
さを
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さお
(逆引き)
竹柏園文庫
(
ちくはくえんぶんこ
)
の『和漢船用集』を借覧するに、「おもて高く、とも、よこともにて、低く平らなるものなり」と言ってある。そして図には
篙
(
さお
)
で
行
(
や
)
る舟がかいてある。
高瀬舟縁起
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
王は
隙
(
すき
)
を見て金を水の中へつきおとした。金の父親はそれを見て大声をあげようとすると、船頭が
篙
(
さお
)
でついた。金の父親もそのまま水の中へ落ちてしまった。金の母親がその声を聞いて出て
窺
(
のぞ
)
いた。
庚娘
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
篙(さお)の例文をもっと
(2作品)
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さを
(逆引き)
竹柏園文庫の和漢船用集を借覽するに、「おもて高く、とも、よこともにて、低く平なるものなり」と云つてある。そして圖には
篙
(
さを
)
で
行
(
や
)
る舟がかいてある。
高瀬舟縁起
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
又人あつて流に溯つて船を
行
(
や
)
るに水勢の我に利あらずして、腕力既に萎えんとしたる如き時、猶強ひて
擄
(
ろ
)
を操り
篙
(
さを
)
を張るを廢せず、流汗淋漓として勞に服する場合などをも
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
篙(さを)の例文をもっと
(2作品)
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篙
部首:⽵
16画
“篙”を含む語句
水篙
篙工
“篙”のふりがなが多い著者
蒲 松齢
幸田露伴
森鴎外