トップ
>
竿
>
さを
ふりがな文庫
“
竿
(
さを
)” の例文
「この塔の高さと、同じ
竿
(
さを
)
を拵へて貰ひ度いが、三四本物干竿を繼いでも構はない。寸法だけは、六間二尺——間違つてはいけない」
銭形平次捕物控:249 富士見の塔
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
船頭は
竿
(
さを
)
を弓のやうに張つて、長い
船縁
(
ふなべり
)
を往つたり来たりした。
竿
(
さを
)
を当てる
襦袢
(
じゆばん
)
が
処々
(
ところどころ
)
破れて居た。
一竿
(
ひとさを
)
毎に船は段々と
下
(
くだ
)
つて行つた。
朝
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
鹿
(
しか
)
はおどろいて
一度
(
いちど
)
に
竿
(
さを
)
のやうに
立
(
た
)
ちあがり、それからはやてに
吹
(
ふ
)
かれた
木
(
き
)
の
葉
(
は
)
のやうに、からだを
斜
(
なゝ
)
めにして
逃
(
に
)
げ
出
(
だ
)
しました。
鹿踊りのはじまり
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
「そんな、めんだうなことをしないでも、たゝけばいゝのだ。」と、いつて、
竿
(
さを
)
でたゝいておおとしになつたことをおもひ出したのである。
賢い秀雄さんの話
(新字旧仮名)
/
宮原晃一郎
(著)
太綱
(
ふとづな
)
の
一端
(
いつたん
)
を
前齒
(
まへば
)
に
銜
(
くは
)
へてする/\と
竿
(
さを
)
を
上
(
のぼ
)
りて
直
(
たゞち
)
に
龍頭
(
りうづ
)
に
至
(
いた
)
る。
蒼空
(
あをぞら
)
に
人
(
ひと
)
の
點
(
てん
)
あり、
飄々
(
へう/\
)
として
風
(
かぜ
)
に
吹
(
ふ
)
かる。これ
尚
(
な
)
ほ
奇
(
き
)
とするに
足
(
た
)
らず。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
▼ もっと見る
高田
(
たかた
)
御
城
(
しろ
)
大手先の
広場
(
ひろば
)
に、木を
方
(
かく
)
に
削
(
けづ
)
り尺を
記
(
しる
)
して
建
(
たて
)
給ふ、是を雪
竿
(
さを
)
といふ。長一丈也。雪の
深浅
(
しんせん
)
公税
(
こうぜい
)
に
係
(
かゝ
)
るを以てなるべし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
謝
(
しや
)
しつゝお光は
泣顏
(
なきがほ
)
隱し井戸端へ行き
釣上
(
つりあぐ
)
る
竿
(
さを
)
を直なる身の上も
白精
(
しらげ
)
の
米
(
よね
)
と事變り腹いと黒き其人が
堀拔
(
ほりぬき
)
井戸の
底
(
そこ
)
深
(
ふか
)
き
謀計
(
たくみ
)
に掛り無實の
汚名
(
をめい
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
『
此處
(
こゝ
)
は
可
(
か
)
なり
釣
(
つ
)
れます。』と
老爺
(
ぢいさん
)
は
僕
(
ぼく
)
の
直
(
す
)
ぐ
傍
(
そば
)
に
腰
(
こし
)
を
下
(
おろ
)
して
煙草
(
たばこ
)
を
喫
(
す
)
ひだした。けれど
一人
(
ひとり
)
が
竿
(
さを
)
を
出
(
だ
)
し
得
(
う
)
る
丈
(
だけ
)
の
場處
(
ばしよ
)
だからボズさんは
唯
(
たゞ
)
見物
(
けんぶつ
)
をして
居
(
ゐ
)
た。
都の友へ、B生より
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
村
(
むら
)
の
人
(
ひと
)
はめい/\お
餅
(
もち
)
を
竿
(
さを
)
の
先
(
さき
)
にさしてその
火
(
ひ
)
で
燒
(
や
)
いて
食
(
た
)
べたり、
子供
(
こども
)
のお
清書
(
せいしよ
)
を
煙
(
けむり
)
の
中
(
なか
)
に
投
(
な
)
げこんで、
高
(
たか
)
く
空
(
そら
)
にあがつて
行
(
ゆ
)
く
紙
(
かみ
)
の
片
(
きれ
)
を
眺
(
なが
)
めたりしました。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
かしこにて、腹や傷めむと叱らるゝ老母の目を盗んでは、
潜
(
ひそ
)
かに庭の青梅
竿
(
さを
)
に落して心を洗ふ様なる其味を賞せし事は
叶
(
かな
)
はずなりたれど、わが幸福の増しこそはすれ。
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
おつぎは
堀
(
ほり
)
の
近
(
ちか
)
くへ
耕
(
たがや
)
して
來
(
き
)
た
時
(
とき
)
に
見
(
み
)
ると
與吉
(
よきち
)
の
竿
(
さを
)
は
絲
(
いと
)
がとれて
居
(
ゐ
)
た。おつぎは
岸
(
きし
)
へ
上
(
あが
)
つた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
この
際
(
さい
)
若
(
も
)
し
竿雜巾
(
さをぞうきん
)
(
竿
(
さを
)
の
先
(
さき
)
に
濕雜巾
(
ぬれざふきん
)
を
結付
(
むすびつ
)
けたもの)の
用意
(
ようい
)
があると、
最
(
もつと
)
も
好都合
(
こうつごう
)
である。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
ある
夏
(
なつ
)
の
日盛
(
ひざか
)
りに、
二人
(
ふたり
)
して、
長
(
なが
)
い
竿
(
さを
)
のさきへ
菓子袋
(
くわしぶくろ
)
を
括
(
くゝ
)
り
付
(
つ
)
けて、
大
(
おほ
)
きな
柿
(
かき
)
の
木
(
き
)
の
下
(
した
)
で
蝉
(
せみ
)
の
捕
(
と
)
りくらをしてゐるのを、
宗助
(
そうすけ
)
が
見
(
み
)
て、
兼坊
(
けんばう
)
そんなに
頭
(
あたま
)
を
日
(
ひ
)
に
照
(
て
)
らし
付
(
つ
)
けると
霍亂
(
くわくらん
)
になるよ
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
春
(
はる
)
に
歸
(
かへ
)
る
雁
(
かり
)
が、
歸
(
かへ
)
つてしまつた
後
(
のち
)
、
花
(
はな
)
は
咲
(
さ
)
いても、
子
(
こ
)
どもは
雁
(
かり
)
の
姿
(
すがた
)
が
見
(
み
)
えないので、『がん/\
竿
(
さを
)
になれ
棒
(
ぼう
)
になれ』といふ
童謠
(
どうよう
)
を
謠
(
うた
)
ふことも
出來
(
でき
)
ないでゐるその
子
(
こ
)
どものさびしい
氣持
(
きも
)
ちを
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
春の日のうららにさして行く船は
竿
(
さを
)
の
雫
(
しづく
)
も花と散りける
源氏物語:24 胡蝶
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
しやぼん玉を吹くによけれど、
竿
(
さを
)
とはしがたし
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
艫
(
とも
)
に
竿
(
さを
)
おし、
舵
(
かぢ
)
とりて
春鳥集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
路次
(
ろじ
)
の隅、
竿
(
さを
)
かけわたし
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
「浪人者といつても、すつかり町人になり濟まして居ますよ。二三年前から品川の
沖釣
(
おきづ
)
りで心安くなつて、
竿
(
さを
)
先三尺の附合ひで」
銭形平次捕物控:164 幽霊の手紙
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
黒猫はさう言つたかと思ふと、すぐどこへか行つて、長い
外套
(
ぐわいたう
)
と、
長靴
(
ながぐつ
)
と、
三味線
(
さみせん
)
の
竿
(
さを
)
の短かいのとをもつて来ました。
幸坊の猫と鶏
(新字旧仮名)
/
宮原晃一郎
(著)
襦袢
(
じゆばん
)
をも脱棄てた二人の船頭は、毛の深い胸のあたりから、ダクダク汗を出しながら、
竿
(
さを
)
を弓のやうに張つて、頭より尻を高くして
船縁
(
ふなべり
)
を伝つて行つた。
朝
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
借
(
かり
)
て
着替
(
きかへ
)
濡
(
ぬれ
)
し
着類
(
きるゐ
)
は
竿
(
さを
)
に掛け再び
圍爐裡
(
ゐろり
)
の
端
(
はた
)
へ來りて
煖
(
あた
)
れば二日二夜の
苦
(
くる
)
しみに
心身
(
しんしん
)
共
(
とも
)
に
勞
(
つか
)
れし上今十分に
食事
(
しよくじ
)
を成して火に
煖
(
あたゝ
)
まりし事なれば
自然
(
しぜん
)
と
眠氣
(
ねふけ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
それからお
隣
(
とな
)
りの
赤
(
あか
)
い
柿
(
かき
)
の
方
(
はう
)
へ
行
(
い
)
つて、たつた
一
(
ひと
)
つだけ
高
(
たか
)
いところに
殘
(
のこ
)
つて
居
(
ゐ
)
たのを
長
(
なが
)
い
竿
(
さを
)
で
落
(
おと
)
しました。もうお
隣
(
とな
)
りの
木
(
き
)
の
枝
(
えだ
)
には一つも
赤
(
あか
)
い
柿
(
かき
)
がありません。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
兵隊は一列になって、崖をなゝめに下り、中にはさきに黒い
鉤
(
かぎ
)
のついた長い
竿
(
さを
)
を持った人もありました。
イギリス海岸
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
その
拐
(
かせ
)
とは
細
(
ほそ
)
き丸竹を三四尺ほどの弓になしてその
弦
(
つる
)
に糸をかけ、
拐
(
かせ
)
ながら
竿
(
さを
)
にかけわたしてさらす也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
『
病氣
(
びやうき
)
に
良
(
よ
)
くない、』『
雨
(
あめ
)
が
降
(
ふ
)
りさうですから』など
宿
(
やど
)
の
者
(
もの
)
がとめるのも
聞
(
き
)
かず、
僕
(
ぼく
)
は
竿
(
さを
)
を
持
(
もつ
)
て
出掛
(
でか
)
けた。
人家
(
じんか
)
を
離
(
はな
)
れて四五
丁
(
ちやう
)
も
泝
(
さかのぼ
)
ると
既
(
すで
)
に
路
(
みち
)
もなければ
畑
(
はたけ
)
もない。
都の友へ、B生より
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
隋
(
ずゐ
)
の
沈光
(
ちんくわう
)
字
(
あざな
)
は
總持
(
そうぢ
)
、
煬帝
(
やうだい
)
に
事
(
つか
)
へて
天下第一
(
てんかだいいち
)
驍捷
(
はやわざ
)
の
達人
(
たつじん
)
たり。
帝
(
てい
)
はじめ
禪定寺
(
ぜんぢやうじ
)
を
建立
(
こんりふ
)
する
時
(
とき
)
、
幡
(
はた
)
を
立
(
た
)
つるに
竿
(
さを
)
の
高
(
たか
)
さ
十餘丈
(
じふよぢやう
)
。
然
(
しか
)
るに
大風
(
たいふう
)
忽
(
たちま
)
ち
起
(
おこ
)
りて
幡
(
はた
)
の
曳綱
(
ひきづな
)
頂
(
いたゞき
)
より
斷
(
き
)
れて
落
(
お
)
ちぬ。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
午餐過
(
ひるすぎ
)
からおつぎは
縫針
(
ぬひばり
)
へ
絲
(
いと
)
を
透
(
とほ
)
して
竿
(
さを
)
へ
附
(
つ
)
けて
與吉
(
よきち
)
に
持
(
も
)
たせた。
與吉
(
よきち
)
は
外
(
ほか
)
の
子供
(
こども
)
のするやうに
其
(
そ
)
の
針
(
はり
)
を
擧
(
あ
)
げて
見
(
み
)
ては
又
(
また
)
水
(
みづ
)
へ
投
(
な
)
げて
大人
(
おとな
)
しくして
居
(
ゐ
)
る。
暫
(
しばら
)
く
時間
(
じかん
)
が
經
(
た
)
つと
又
(
また
)
姉
(
ねえ
)
ようと
喚
(
よ
)
ぶ。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
長き
竿
(
さを
)
の
欲
(
ほ
)
し
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
「いや、動くな、——川の中に
竿
(
さを
)
が一本立つて居た筈だ、——その竿を見定めて置いたのが良かつたのだよ、暫らく待て——」
銭形平次捕物控:321 橋場の人魚
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
見て氣の
毒
(
どく
)
にや思ひけん
其衣類
(
そのいるゐ
)
では
嘸
(
さぞ
)
かし
難儀
(
なんぎ
)
なるべし
麁末
(
そまつ
)
なれども此方の
衣服
(
いふく
)
を
貸
(
かし
)
申さん其衣類は
明朝
(
みやうてう
)
まで
竿
(
さを
)
にでも掛て
乾
(
ほし
)
玉へと
殘
(
のこ
)
る方なき心切なる
言葉
(
ことば
)
に吉兵衞はます/\
悦
(
よろこ
)
び衣類を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
其
(
そ
)
の
間
(
あひだ
)
には
與吉
(
よきち
)
を
背負
(
せお
)
つて
林
(
はやし
)
の
中
(
なか
)
を
歩
(
ある
)
いて
竹
(
たけ
)
の
竿
(
さを
)
で
作
(
つく
)
つた
鍵
(
かぎ
)
の
手
(
て
)
で
枯枝
(
かれえだ
)
を
採
(
と
)
つては
麁朶
(
そだ
)
を
束
(
たば
)
ねるのが
務
(
つとめ
)
であつた。おつぎは
麥藁
(
むぎわら
)
で
田螺
(
たにし
)
のやうな
形
(
かたち
)
に
捻
(
よぢ
)
れた
籠
(
かご
)
を
作
(
つく
)
つてそれを
與吉
(
よきち
)
へ
持
(
も
)
たせた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
それを
友伯父
(
ともをぢ
)
さんはよく
知
(
し
)
つて
居
(
ゐ
)
ましたから、
細
(
ほそ
)
い
竿
(
さを
)
の
先
(
さき
)
に
蛙
(
かへる
)
の
肉
(
にく
)
を
差
(
さ
)
し、
飛
(
と
)
んで
來
(
く
)
る
蜂
(
はち
)
の
眼
(
め
)
につきさうな
塲處
(
ばしよ
)
に立てゝ、
別
(
べつ
)
に
餌
(
え
)
にする
小
(
ちひ
)
さな
肉
(
にく
)
には
紙
(
かみ
)
の
片
(
きれ
)
をしばりつけて
出
(
だ
)
して
置
(
お
)
きました。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
雪竿といへば越後の
事
(
こと
)
として
俳句
(
はいく
)
にも見えたれど、此国に於て高田の外
无用
(
むよう
)
の雪
竿
(
さを
)
を
建
(
たつ
)
る
処
(
ところ
)
昔はしらず今はなし。
風雅
(
ふうが
)
をもつて我国に
遊
(
あそ
)
ぶ人、雪中を
避
(
さけ
)
て三
夏
(
か
)
の
頃
(
ころ
)
此地を
踏
(
ふむ
)
ゆゑ、
越路
(
こしぢ
)
の雪をしらず。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
細い
竿
(
さを
)
の割に
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
「後學の爲だ、その
竿
(
さを
)
を見るがいゝ。俺は石の地藏樣にばかり氣を取られて、此竿に氣が付かなかつたのだよ」
銭形平次捕物控:009 人肌地藏
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
外から人目を避けて一間半もある
竿
(
さを
)
を持込めないとすると、下手人はこの納屋の二階から、何うして向うの部屋の格子へ綱を引つかけたか、その道具が何處にあるか
銭形平次捕物控:038 一枚の文銭
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
惡戯
(
いたづら
)
をした奴がありますよ、糸も針も滅茶々々だ。こんな掛けやうをされちや、
竿
(
さを
)
がたまらない」
銭形平次捕物控:162 娘と二千両
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「自分の爲に人まで
害
(
あや
)
めたからさ。娘心は不思議なものだ、投銛から紐を解いて、
竿
(
さを
)
だけ窓から捨てゝ翌る日門松へ隱し、紐は藏の中へ入れたのさ、——それにしちや、逃出した吉三郎は薄情だ」
銭形平次捕物控:047 どんど焼
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
竿
(
さを
)
先三尺の附き合ひらしく、八五郎は愛想よく言ひました。
銭形平次捕物控:164 幽霊の手紙
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
“竿”の解説
竿(さお)は、何らかの道具として使用する細長い棒である。原義は竹から枝葉を取り払ったもののことであったが、同じ用途の竹以外の材質のものも同じ名で呼ぶようになった。
(出典:Wikipedia)
竿
漢検準1級
部首:⽵
9画
“竿”を含む語句
旗竿
一竿
竿頭
竿立
水竿
殻竿
釣竿
竹竿
物干竿
黐竿
三竿
竿竹
百尺竿頭
檣竿
繼竿
継竿
間竿
竿幟
水馴竿
竿燈
...