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岸
ふりがな文庫
“岸”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きし
83.6%
ぎし
12.5%
がん
1.6%
がし
0.8%
さかしくて
0.8%
ショーア
0.8%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きし
(逆引き)
つもる雪もおなじく氷りて岩のごとく、
岸
(
きし
)
の氷りたる
端
(
はし
)
次第
(
しだい
)
に雪ふりつもり、のちには
両岸
(
りやうがん
)
の雪
相合
(
あひがつ
)
して
陸地
(
りくち
)
とおなじ雪の地となる。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
岸(きし)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ぎし
(逆引き)
「もうじき
鷲
(
わし
)
の
停車場
(
ていしゃじょう
)
だよ」カムパネルラが
向
(
む
)
こう
岸
(
ぎし
)
の、三つならんだ小さな青じろい
三角標
(
さんかくひょう
)
と、地図とを見くらべて
言
(
い
)
いました。
銀河鉄道の夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
岸(ぎし)の例文をもっと
(16作品)
見る
がん
(逆引き)
常陸
(
ひだち
)
の海
岸
(
がん
)
で
朝
(
あさ
)
鰹船
(
かつをふね
)
の出かけを
寫
(
うつ
)
した
印畫
(
いんぐわ
)
を或る
專門
(
せんもん
)
家に見せた時には、どうしてもそれが中學三年生の
素
(
しろ
)
人である
私
(
わたし
)
の
撮影
(
さつえい
)
、
現像
(
げんぞう
)
、
燒
(
や
)
き
付
(
つけ
)
にかゝるといふことを
信
(
しん
)
じてもらへなかつた。
写真と思ひ出:――私の写真修行――
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
岸(がん)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
がし
(逆引き)
向う
岸
(
がし
)
に二階がある。表だけ見えて、欄干が左右へ……
真中
(
まんなか
)
に
榎
(
えのき
)
の大樹があって仕切る、その二階がね、一段低くなって
流
(
ながれ
)
に臨んで、も一つ高い座敷が裏に有りそうなんだ、夢だからね、お聞き。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
岸(がし)の例文をもっと
(1作品)
見る
さかしくて
(逆引き)
容止
(
みかほ
)
墻
(
たかく
)
岸
(
さかしくて
)
、
音辞
(
みことば
)
俊
(
すぐ
)
れ
朗
(
あきら
)
かなり。
天命開別
(
あめみことひらかすわけの
)
天皇(天智天皇)の為に
愛
(
めぐ
)
まれたまふ。
長
(
ひと
)
となるに及びて
弁
(
わいわい
)
しくて
才学
(
かど
)
有り、
尤
(
もっと
)
も
文筆
(
ふみつくること
)
を
愛
(
この
)
む。
詩賦
(
しふ
)
の
興
(
おこり
)
、大津より始まれり……。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
岸(さかしくて)の例文をもっと
(1作品)
見る
ショーア
(逆引き)
この干満によって池は岸に対する自分の権利を主張し、かくて
岸
(
ショーア
)
はショーン(刈り取られる、の意)され、樹木は占有の権利をもってそれを維持することができない。
森の生活――ウォールデン――:02 森の生活――ウォールデン――
(新字新仮名)
/
ヘンリー・デイビッド・ソロー
(著)
岸(ショーア)の例文をもっと
(1作品)
見る
“岸”の意味
《名詞》
(きし)海、湖沼、川などに接した陸地部分。
(出典:Wiktionary)
岸
常用漢字
小3
部首:⼭
8画
“岸”を含む語句
彼岸
対岸
河岸
河岸縁
海岸
川岸
河岸通
両岸
向岸
對岸
前岸
此岸
御厩河岸
彼岸桜
菖蒲河岸
海彼岸
代地河岸
海岸通
彼岸所
魚河岸
...
“岸”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
泉鏡花
楠山正雄
南部修太郎
ロマン・ロラン
小川未明
作者不詳
樋口一葉
国木田独歩
高浜虚子