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墻
ふりがな文庫
“墻”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かき
83.9%
まがき
4.8%
へい
3.2%
かきね
1.6%
かべ
1.6%
がき
1.6%
しょう
1.6%
たかく
1.6%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かき
(逆引き)
と絶叫しながら、方丈の
墻
(
かき
)
をこえて逃げようとしたが、肥っているので転げ落ちたところを、張闓の手下が槍で突き刺してしまった。
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
墻(かき)の例文をもっと
(50作品+)
見る
まがき
(逆引き)
われは數畝の葡萄圃を隔てゝ、始て熔巖を望み見たり。
數間
(
すけん
)
の高さなる火の海は
墻
(
まがき
)
を掩ひ
屋
(
いへ
)
を覆ひて漲り來れり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
墻(まがき)の例文をもっと
(3作品)
見る
へい
(逆引き)
家に帰ると座敷の内には藪蚊がうなっていて、
墻
(
へい
)
の外には夜廻の拍子木が聞えるのである。
帝国劇場のオペラ
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
墻(へい)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
かきね
(逆引き)
それらの農家は、円い形の厚い藁ぶき屋根と土の
墻
(
かきね
)
と、ポプラの樹のかげに、伝統的なフランス農民の生活をつつんでいるようだった。
道標
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
墻(かきね)の例文をもっと
(1作品)
見る
かべ
(逆引き)
あらゆる物を取り去った後で寺や石
墻
(
かべ
)
やが建てられたかの感がある。
日本その日その日:03 日本その日その日
(新字新仮名)
/
エドワード・シルヴェスター・モース
(著)
墻(かべ)の例文をもっと
(1作品)
見る
がき
(逆引き)
鶫
(
つぐみ
)
のように
葡萄
(
ぶどう
)
の実を盗み食いし、果樹
墻
(
がき
)
から
桃
(
もも
)
をひそかにもぎ取り、梅の木によじ登り、あるいは通りがかりにそっと梅の幹をたたいて、口に入れると
香
(
かお
)
りある蜜のように
融
(
と
)
ける金色の小梅を
ジャン・クリストフ:08 第六巻 アントアネット
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
墻(がき)の例文をもっと
(1作品)
見る
しょう
(逆引き)
池の左右に植わっているのは、
二株
(
ふたかぶ
)
とも
垂糸檜
(
すいしかい
)
に違いない。それからまた
墻
(
しょう
)
に寄せては、
翠柏
(
すいはく
)
の
屏
(
へい
)
が結んである。その下にあるのは天工のように、石を積んだ
築山
(
つきやま
)
である。
奇遇
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
墻(しょう)の例文をもっと
(1作品)
見る
たかく
(逆引き)
容止
(
みかほ
)
墻
(
たかく
)
岸
(
さかしくて
)
、
音辞
(
みことば
)
俊
(
すぐ
)
れ
朗
(
あきら
)
かなり。
天命開別
(
あめみことひらかすわけの
)
天皇(天智天皇)の為に
愛
(
めぐ
)
まれたまふ。
長
(
ひと
)
となるに及びて
弁
(
わいわい
)
しくて
才学
(
かど
)
有り、
尤
(
もっと
)
も
文筆
(
ふみつくること
)
を
愛
(
この
)
む。
詩賦
(
しふ
)
の
興
(
おこり
)
、大津より始まれり……。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
墻(たかく)の例文をもっと
(1作品)
見る
墻
漢検1級
部首:⼟
16画
“墻”を含む語句
墻壁
築墻
土墻
横佩墻内
墻内
囲墻
墻門
生墻
門墻
墻根
肩墻
秀王墻
路花墻柳
御墻
人墻
樹墻
粉堞彫墻
高墻
舷墻
稲畦蔬圃墻外
...
“墻”のふりがなが多い著者
吉川英治
亀井勝一郎
魯迅
小栗虫太郎
牧野富太郎
蒲原有明
ロマン・ロラン
福沢諭吉
石原純
大隈重信