“へい”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヘイ
語句割合
48.6%
13.6%
10.3%
3.7%
3.3%
3.1%
3.1%
2.4%
1.8%
這入1.5%
1.5%
0.9%
閉伊0.7%
0.7%
0.4%
0.4%
0.4%
0.4%
0.4%
0.2%
獄塀0.2%
囚塀0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
板塀0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
高塀0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その半刻の間、お前は路地の暗がりに隱れてゐて、皆んな歸つた後で、木戸を閉めに出たお菊を殺し、を乘り越えて逃げ出した筈だ
全文は七箇条、このほかにも、朝令暮改やら、賞罰の不明朗やら、吉野朝廷の君臣には、とにかく痛いところをついている。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
抽斎がもし生きながらえていて、幕府のを受けることをじたら、これらの蘭法医と肩をべて仕えなくてはならなかったであろう。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
えたかとさま彼の懷劍胴腹突込しかば四郎はアツト仰向れ七なす隣の座敷は源八歌浦なれば此聲馳來るを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
やはり同種類のに逢った時、これはこの種類の代表者もしくはその一つであると認めるのは conception の力であります。
創作家の態度 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
この間宿の客が山から取って来てした一輪の白さと大きさとから推して、余は有るまじき広々としたを頭の中に描いた。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
琵琶湖の湖北に迫って、をうちたたき、声をうしおと揚げて、京洛に近づきつつあるという情報の頻々たるものがある。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
案内は白衣にげて先にすゝむ。清津川をりやがてにいたれり。巉道嶮路に登るに、掬樹森列して日をり、山篠りてぐ。
「エエ、った……」と背中へ手を突っこみながらふりかえってみると、をかぶせた四角い荷物。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
! 駄目だ、。足さ合わせてえだのだがら、足さなど這入んねえがら……」
土竜 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
褐衣の人はぐるりと路を変えて、をめぐらした家の旁を通って案内していった。楼閣の建ち並んでいる処があった。褐衣の人はそこを折れ曲っていった。
蓮花公主 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
もふたも無いような言い方をしてし込んでいるものですが、そもそもこの日本の国は神国なり、日常の道理を越えたる不思議の真実、として存す。
新釈諸国噺 (新字新仮名) / 太宰治(著)
▼——義経の一子は、密かに、佐々木四郎高綱の許で育てられ、左兵衛義高となって、後に、岩手県閉伊田鎖の領主となった。
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大塩は政治の腐敗と、世道の紊乱が、なんに由来するかを檄文で書いている。「——天子は足利家以来、別して御隠居御同様、賞罰のを御失い候につき」
花も刀も (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
捕卒は縄つきのままで許宣を道案内にして双茶坊へ往って、秀王墻の前になって高いに囲まれた黒い楼房の前へ往った。それはもう古い古い家で、人が住んでいそうには思われなかった。
雷峯塔物語 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
沙翁好きの人は熟知の通りギリシアの美少年アドニス女神ヴェヌスにされしをその夫アレース神妬んで猪と現われ殺した時ヴェヌス急ぎいて蜜汁をその血にぐとたちまち草が生えた
曲々たる欄干正々たる
愛卿伝 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
何承天の『達性論』にいわく、「生ずるに至れば、必ず死あり。形し、神散ず。なお春に栄え、秋に落ち、四時代換するがごとし。なんぞさらに形を受けることあらんや」と)(『弘明集』)
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
その故に他の作家、殊に本来密を喜ぶ作家が、に菊池の小説作法を踏襲したら、雑俗のらざるを得ぬ。自分なぞは気質の上では、可也菊池とつてゐる。
雑筆 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
番「いえー胡麻のかい、それだから夜は戸を明けない方がいというのだ、大変な騒ぎが出来た」
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
多「嘘はけねえものだなア、小平ハア斯う知れてしまったから、は胡麻のだと云ってった方が宜かんべい、番頭さん、此奴は道連の小平という胡麻のでがんすよ」
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
凧あらぬ空のさびしささがしゐて獄塀より高く揚がる羽根みる
遺愛集:02 遺愛集 (新字新仮名) / 島秋人(著)
獄塀ぎはの日向にふたつクローバの花咲きゐたり四月の六日
遺愛集:02 遺愛集 (新字新仮名) / 島秋人(著)
「その化物がを越したり生垣をくゞつたり、若くて綺麗な娘のある家ばかりねらつて歩くとしたらどんなもので」
くこけのついたれんがのまじっている子細見上げました。
新しい町 (新字新仮名) / 小川未明(著)
みんなして板塀がドッと音のするほど水をいて、樹木から金のがこぼれ、青苔が生々した庭石の上に、細かく土のはねた、健康そうな素足を揃えて
其限りか。。左様かへ、さあ遅くなる、関はずに行くがよい。
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
始めのうち取ったのでさんに笑われたのである、この長い土筆は帰りがけに急いで取ったので、まだそこにはいくらでも残って居た、この土筆は少し延び過ぎて居る
病牀苦語 (新字新仮名) / 正岡子規(著)
明窓浄几一炷ノ香一ノ花。筆硯紙墨ハフ。茗ハ甚シク精ナラザルモマタ以テ神ヲ澄スニ足リ、菓ハ甚シク美ナラザルモマタ以テ茗ヲ下スニ足ルベシ。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
籃藍は相通である。第三にはがある。平は萍と通ずる。第四には滑石がある。第五に薄荷がある。第六に蒨草がある。洗蒨は相通である。第七に五加がある。五加と吾家とは音通である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
それに四方は煉瓦の高塀で何処へ逃げて行く隙も無い。それだのに曲者は居ないのだ。居るものは牛と牛飼人ばかり、それで牛飼人に尋ねて見たが、そんな怪しい人影は見かけなかったと云う返辞だ。
闘牛 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)