トップ
>
炳
>
へい
ふりがな文庫
“
炳
(
へい
)” の例文
とにかく、兄茂左衛門も、弟の勝兵衛も、勝助家照が残るからにはと、一魂の
死盟
(
しめい
)
、
炳
(
へい
)
として掲げたる馬印の、
金簾燦風
(
きんれんさんぷう
)
の下を、去る
気色
(
けしき
)
もない。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と
実
(
み
)
もふたも無いような言い方をして
澄
(
すま
)
し込んでいるものですが、そもそもこの日本の国は神国なり、日常の道理を越えたる不思議の真実、
炳
(
へい
)
として存す。
新釈諸国噺
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
木村項だけが
炳
(
へい
)
として俗人の
眸
(
ひとみ
)
を焼くに至った変化につれて、木村項の周囲にある暗黒面は依然として、木村項の知られざる前と同じように人からその存在を忘れられるならば
学者と名誉
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
なんでも出来ると思う、
精神一到
(
せいしんいっとう
)
何事
(
なにごとか
)
不成
(
ならざらん
)
というような事を、事実と思っている。意気天を
衝
(
つ
)
く。
怒髪
(
どはつ
)
天をつく。
炳
(
へい
)
として
日月
(
じつげつ
)
云々
(
うんぬん
)
という如き、こういう
詞
(
ことば
)
を古人は
盛
(
さかん
)
に用いた。
教育と文芸
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
炳
漢検1級
部首:⽕
9画
“炳”を含む語句
炳乎
炳焉
炳然
黄文炳
鄭吉炳
蘆汀良炳
耿炳文
章炳麟
焦炳
炳琅
炳現
炳煗
宗炳
炳灼
炳文
炳吉
炳五
灼然炳乎
文炳
悪文炳