“日月”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
じつげつ83.3%
にちげつ13.3%
ひつき3.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日月じつげつは地におち、須彌山すみせんはくづるとも、かの女人によにんほとけらせたまはん事疑なし。あらたのもしや、たのもしや
——要するに百日ごとに、二軍日月じつげつのごとく戦場に入れ代って絶えず清新な士気を保って魏の大軍を砕かんとしたものである。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
されば櫻木大佐さくらぎたいさふたゝ日本につぽんかへつたものとすれば、その勳功くんこう日月じつげつよりもあきらかにかゞやきて
なおすすみて、天文地質の論を聞けば、大空たいくう茫々ぼうぼう日月じつげつ星辰の運転に定則あるを知るべし。
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
藤房は毛穴をよだてた。彼の日月じつげつはまッ暗な虚空こくうと変り、グラと奈落ならくの口もとでかかとを踏まえるような思いだった。季房も背中合わせに大手をひろげ、
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
このさい、親王の中書軍ちゅうしょぐんがささげていた日月にちげつの錦の旗が、とつぜん突風に狂い、竿頭かんとうから地に落ちたので、人々みな、
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それによれば周圍しゆうい三丈さんじようなが十餘丈じゆうよじようつの枯木こぼくごとく、日月にちげつごと大蛇おろちなりきと。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
あわよくば、尊氏の首、直義の首、いずれなりと、わが槍先にけて、日月にちげついまだちず
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「……ははあ、じゃあやッぱり……いや、すると七日目毎にられたと言う事になるじゃあないですか⁉ とすると、今日は月曜日ですから、日月にちげつ……と、つまり日曜日の朝毎にられたんですね」と助役は暫く考えていましたが
とむらい機関車 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
日月ひつきにはともあらん、夜分やぶんほしにものぞかすな、心得こゝろえたか、とのたまへば、あか頭巾づきん親仁おやぢ
妙齢 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)