“堕”のいろいろな読み方と例文
旧字:
読み方(ふりがな)割合
65.5%
おと20.1%
8.7%
おち2.2%
おろ0.9%
オチイ0.9%
オツ0.9%
おちい0.4%
0.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“堕”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 伝説・民話[昔話]44.8%
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 風俗習慣・民俗学・民族学30.4%
文学 > 中国文学 > 小説 物語10.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
十五にして苦海にち、それより浮沈隆替の跡は種々に異なれども、要するに色を売る歴史のみにして、恋を談ずる者にあらず。
俳句は享保に至りて芭蕉門の英俊多くは死し、支考、乙由おつゆうらが残喘ざんぜんを保ちてますます俗につるあるのみ。
俳人蕪村 (新字新仮名) / 正岡子規(著)
八千魔界の壇上より、人界におとされし血吸けっきゅう童子! わが法術を破らんものはこの人界にはよもあるまじ! 笑止笑止
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
飢え凍えようとする妻子のことよりも、おのれの乏しい詩業の方を気にかけているような男だから、こんな獣に身をおとすのだ。
山月記 (新字新仮名) / 中島敦(著)
握りが自慢になるのは、上方かみがた寿司の風情ふぜいのみにし、生気せいきを欠くところに比較してのことである。
握り寿司の名人 (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
郭淮かくわいはしきりに主張した。良策もなきまま以後、消極的にし過ぎていたことを自身も反省していた仲達は、彼に説かれて、
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
僧「わしも可愛そうじゃアと思うた、斯ういう仏は血盆地獄けっぽんじごくおちるじゃ、早く云えば血の池地獄へ落るんじゃ」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
もしはかないものでないならば、たとい人はどんな境遇におちるとも自分が今感ずるような深い深い悲哀かなしみは感じないはずだ。
酒中日記 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
——毎日書きつけてゐるこれらのノオトは、うつかりすると書いて発表するかもしれない「悪いもの」を、うまくおろしてしまはうといふわけなのだ。
日記について (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
先生は、卑怯なんでございますね、もし、その上わたしが、では子をおろす仕方はどう、またそのいい薬があったら教えて頂戴と、本当に切り出したらどうなさいます。それから、びくというのは、どんなことか、その仕方や実例なんぞを挙げて教えて下さいと伺ったら、どうなさいます。
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
紀の自堕輿而死の文面は「自らオチイり、コトアゲして死す」と見るべきで、輿は興の誤りと見た方がよさそうだ。
水の女 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
紀の自堕輿而死の文面は「自らオチイり、コトアゲして死す」と見るべきで、輿は興の誤りと見た方がよさ相だ。
水の女 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
それから、オツ国と言うた地名を、今ではオト国と言うとあるいはながひめ式の伝えになっている。
水の女 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
其から、オツ国と言うた地名を、今ではオト国と言ふとあるいはながひめ式の伝へになつてゐる。
水の女 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
或る人々は、お転婆な娘だけが誘惑におちいり易い危険性をもつてゐて、おとなしく内輪な始終恥かしがつてひつこんでばかりゐるやうな娘にはさう云ふ危険性はないものゝやうに考へてゐます。
内気な娘とお転婆娘 (新字旧仮名) / 伊藤野枝(著)
地上ツチノウヘちて朽ちけむ クダモノウリワタくろめて、蟻のむらがる﹆
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)