“堕胎”のいろいろな読み方と例文
旧字:墮胎
読み方割合
だたい57.1%
おろ35.7%
こおろし7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「何ですって……わたし堕胎だたいしたかどうか巡査が調べに来ているんですって……ホホホホホ生意気な巡査だわネエ。アリバイも知らないで……」
いなか、の、じけん (新字新仮名) / 夢野久作(著)
堕胎おろされた孩児ややこというのは、取りも直さずお前の兄さんで、お前の代りに家倉いえくらを貰う身柄であったのを、闇から闇に落されたわけで
いなか、の、じけん (新字新仮名) / 夢野久作(著)
堕胎こおろし、姦通、めかけの周旋、あいびき宿、およそ巾着銭きんちゃくぜにしには、なんでもござれとしていたのである。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)