“掻爬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さうは50.0%
そうは50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
掻爬(さうは)が済んだあと、ゆき子は、躯(からだ)が奈落(ならく)へおちこんだやうな気がした。ぐちやぐちやに崩れた血肉の魂が眼を掠(かす)めた時の、息苦しさを忘れなかつた。
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)
つまり分娩(ぶんべん)とか掻爬(そうは)とかの、苦痛や惨忍性を伴ふ場合がそれであつて、この時は手術台なり分娩台なりを、到底肉眼の堪へぬほど強烈な白熱光をもつて包むのである。
わが心の女 (新字旧仮名) / 神西清(著)