“だたい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
堕胎88.9%
墮胎11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
六十歳未満は、窃盗十五人、詐欺一人、殺人六人、嬰児殺し三人、堕胎だたい一人、放火九人、贓物ぞうぶつ収受一人、文書偽造一人。
とうとう仕方なしに、胎の子には罪なことだが、堕胎だたいをすることに決心をした。若い男は、堕胎道具と、薬品を、さるところで手に入れて、女を呼びだした。
夜泣き鉄骨 (新字新仮名) / 海野十三(著)
とき彼等かれら窮迫きうはく極度きよくどたつしてたので胎兒たいじんだおふくろで七月墮胎だたいしてしまつた。それはまだあきあつころであつた。強健きやうけんなおしなは四五にちつとはやしなか草刈くさかりをしてた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)