トップ
>
窮迫
ふりがな文庫
“窮迫”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きゅうはく
70.0%
きうはく
10.0%
きゆうはく
10.0%
つまり
10.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きゅうはく
(逆引き)
年寄は、結局、復一の研究費は三分の一に切詰めることを鼎造に向って承知して来たにも
拘
(
かかわ
)
らず、鼎造の
窮迫
(
きゅうはく
)
を小気味よげに復一に話した。
金魚撩乱
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
窮迫(きゅうはく)の例文をもっと
(7作品)
見る
きうはく
(逆引き)
其
(
そ
)
の
位
(
くらゐ
)
では
主人
(
しゆじん
)
の
注意
(
ちうい
)
を
惹
(
ひ
)
くには
足
(
た
)
らなかつた。さうして
其
(
そ
)
の
米
(
こめ
)
は
窮迫
(
きうはく
)
した
彼
(
かれ
)
の
厨
(
くりや
)
を
少時
(
しばし
)
濕
(
うるほ
)
すのである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
窮迫(きうはく)の例文をもっと
(1作品)
見る
きゆうはく
(逆引き)
窮迫
(
きゆうはく
)
に
窮迫
(
きゆうはく
)
を重ね、ちび/\した借金も
積
(
つも
)
りて今は何としても
立行
(
たちゆ
)
かぬ
様
(
さま
)
となつた。
節操
(新字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
窮迫(きゆうはく)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
つまり
(逆引き)
「その縁の尽きないのが、
究竟
(
つまり
)
彼我
(
ふたり
)
の身の
窮迫
(
つまり
)
なのだ。
俺
(
おれ
)
もかう云ふ事に成らうとは思はなかつたが、成程、悪縁と云ふ者は
為方
(
しかた
)
の無いものだ」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
窮迫(つまり)の例文をもっと
(1作品)
見る
“窮迫”の意味
《名詞》
窮 迫(きゅうはく)
[広義] 非常に困窮した状態になること。行き詰まってどうにもならなくなること。
[狭義] 経済的に差し迫って困り果てること。
(出典:Wiktionary)
窮
常用漢字
中学
部首:⽳
15画
迫
常用漢字
中学
部首:⾡
8画
“窮”で始まる語句
窮
窮屈
窮命
窮鼠
窮鳥
窮地
窮余
窮乏
窮窟
窮策
“窮迫”のふりがなが多い著者
石河幹明
尾崎紅葉
壺井栄
長塚節
国木田独歩
谷崎潤一郎
江戸川乱歩
吉川英治
岡本かの子
海野十三