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窮余
ふりがな文庫
“窮余”の読み方と例文
読み方
割合
きゅうよ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きゅうよ
(逆引き)
そこで骨董商の主人は、
窮余
(
きゅうよ
)
の一策を案じ、自分が泥棒に化け、工房の天窓から忍びこみ、その宝石を盗んでどこかへ隠してしまう。
探偵小説の「謎」
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
人間の冷静な理知に訴えるだけの力のない人が、
窮余
(
きゅうよ
)
の
策
(
さく
)
として用いる手段だからね。それに誇りを感ずるなんて考えてみると滑稽だよ。
次郎物語:04 第四部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
そこで帆村は
窮余
(
きゅうよ
)
の策として、宿帳を見せて貰った。目下の
逗留客
(
とうりゅうきゃく
)
は、全部で十組であった。男が十三人に、女が六人だった。
蠅男
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
窮余(きゅうよ)の例文をもっと
(8作品)
見る
“窮余”の意味
《名詞》
困った挙げ句。苦し紛れ。
(出典:Wiktionary)
窮
常用漢字
中学
部首:⽳
15画
余
常用漢字
小5
部首:⼈
7画
“窮”で始まる語句
窮
窮屈
窮命
窮鼠
窮鳥
窮迫
窮地
窮乏
窮窟
窮策
“窮余”のふりがなが多い著者
下村湖人
牧逸馬
佐々木邦
吉川英治
江戸川乱歩
海野十三