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窮策
ふりがな文庫
“窮策”の読み方と例文
読み方
割合
きゅうさく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きゅうさく
(逆引き)
彼は困却の余りふと思いついた
窮策
(
きゅうさく
)
として、
須永
(
すなが
)
の助力でも借りに行こうかと考えた。しかし時計はもう四時七分前に
逼
(
せま
)
っていた。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
折角の保護建造物が皆ガタ/\に狂ってしまうぜ。そこで
骨董
(
こっとう
)
大切
(
だいじ
)
の
窮策
(
きゅうさく
)
があんな妙な悲鳴を挙げているのさ。
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
むりに追い求めれば、死なずともよい
両女
(
ふたり
)
をかえって死なすかもしれん。その
生命
(
いのち
)
を断って山中に捨て、身をもって国外に逃げるなどという
窮策
(
きゅうさく
)
に出るおそれは多分にある。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
窮策(きゅうさく)の例文をもっと
(7作品)
見る
窮
常用漢字
中学
部首:⽳
15画
策
常用漢字
小6
部首:⽵
12画
“窮”で始まる語句
窮
窮屈
窮命
窮鼠
窮鳥
窮迫
窮地
窮余
窮乏
窮窟
“窮策”のふりがなが多い著者
佐々木邦
夏目漱石
吉川英治
芥川竜之介