“きゅうさく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
窮策70.0%
久作20.0%
急策10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
折角の保護建造物が皆ガタ/\に狂ってしまうぜ。そこで骨董こっとう大切だいじ窮策きゅうさくがあんな妙な悲鳴を挙げているのさ。
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
斯ういう心掛けだから、郷里くにから久作きゅうさくさんが東京見物に出て来た時、僕は二つ返辞で案内役を承わった。いつもなら御免蒙る。柄の余り好くないのと一緒に歩いていて学校の友達に会うと気が引ける。
親鳥子鳥 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
なにかひとりうなずいて、もとの席へもどり、呂宋兵衛るそんべえにむかって、離散逃亡りさんとうぼう急策きゅうさくをさずけた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)