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贓物
ふりがな文庫
“贓物”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぞうぶつ
75.0%
しろもの
12.5%
ぬすまれもの
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぞうぶつ
(逆引き)
「その方の衣服と扇子は、それで判っておるが、その余の
贓物
(
ぞうぶつ
)
は、どこへ隠してある、早く言え、言わなければ、拷問にかけるぞ」
雷峯塔物語
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
贓物(ぞうぶつ)の例文をもっと
(6作品)
見る
しろもの
(逆引き)
蔦屋の二階に仁王だちで、
通
(
とおり
)
へ
礫
(
つぶて
)
なげに
贓物
(
しろもの
)
をこかしていた。大道に腰を抜いたものの、魔神が荒るると見たというは、この入道の事なりけり。
わか紫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
贓物(しろもの)の例文をもっと
(1作品)
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ぬすまれもの
(逆引き)
恐れながら帝位の尊厳も
贓物
(
ぬすまれもの
)
になってしまいましょう。
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
贓物(ぬすまれもの)の例文をもっと
(1作品)
見る
“贓物”の解説
贓物(ぞうぶつ)とは、他人の財産を侵害する財産犯によって不法に領得された財物のこと。「賍物」と表記される場合もある。刑法においては、以前は贓物に関する一連の犯罪を贓物罪と称していたが、1995年改正(現代語化)により贓物罪は盗品等関与罪に改正されたため、条文上この用語は用いられなくなった。現在では、刑事訴訟法9条や森林法199条以下に残っている。贓物を扱うことを故買といい、それを行う商人を故買屋、故買人、窩主という。
(出典:Wikipedia)
贓
漢検1級
部首:⾙
21画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
“贓”で始まる語句
贓品
贓品買
贓贖司
“贓物”のふりがなが多い著者
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
福沢諭吉
林芙美子
泉鏡花
国枝史郎
田中貢太郎