“胎兒”の読み方と例文
新字:胎児
読み方割合
たいじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宗助そうすけたのんだ産婆さんば可成かなりとしつてゐるだけに、このくらゐのことは心得こゝろえてゐた。しか胎兒たいじくびからんでゐた臍帶さいたいは、ときたまあるごと一重ひとへではなかつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
それととも安住あんぢう場所ばしようしなうた胎兒たいじ自然しぜん母體ぼたいはなれてねばならなかつた。胎兒たいじ勿論もちろんんでさうしてした。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
ひよめき、うごめく胎兒たいじ蠢動しゆんどうによりて
(旧字旧仮名) / アダ・ネグリ(著)