“だ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
語句割合
48.3%
18.4%
10.0%
4.1%
2.8%
1.4%
1.3%
1.2%
1.1%
1.1%
1.1%
1.0%
0.6%
0.5%
0.5%
0.4%
0.4%
0.4%
0.4%
0.4%
0.4%
0.3%
0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
発行0.2%
0.2%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
倦怠0.1%
出品0.1%
出版0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
投函0.1%
0.1%
掲載0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
金蛇0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いながら、まさかりをほうりして、いきなりみつきました。そしてがらをかけて、どしんとびたにげつけました。
金太郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
おみちは子供のようにうなずいた。嘉吉はまだくしゃくしゃいておどけたような顔をしたおみちをいてこっそり耳へささやいた。
十六日 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
際涯のない暗闇の中に、私達の細長い車室けが、たった一つの世界の様に、いつまでもいつまでも、ガタンガタンと動いて行った。
押絵と旅する男 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
代助は、一つ別々品物を買つた、平岡とつて其所敷居ぎながら互に顔を見合せて笑つた事を記憶してゐる。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
だねとおせば、そんならおくをめにしなさるかとかへられて、れもふてではいけれど
わかれ道 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「焦土を奪って、なんの誇るところがあろう。かかる間にも、兵はり、気はしてくる。まぬうちに、疾く追撃にかかり給え」
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
さっきから同じ葭簀の蔭で、をひっかけていた町人ていの、でっぷりと肥ったらしい男が、さっと追って来て
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
日輪は赫々と空にありながら、また沛然と雨が降りだした。怪しんで人々が天を仰ぐと、一の黒雲のなかに、于吉の影が寝ているように見えた。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「あの方は年に馬に一の蕃椒を食べるのださうだ」と人の云つたことを、刀自は猶記憶してゐる。壽阿彌の著てゐたのは木綿の法衣であつたと刀自は云ふ。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
歌舞伎座で「吃又」をしてゐたときである。その頃、私は横山大觀氏の紹介で、鍼灸家の岡部素道氏の治療をうけてゐた。
折々の記 (旧字旧仮名) / 吉川英治(著)
この前にも夜天神を散歩している時、お増は浮いた調子で磯野に歌をって聞かせたり、暗いところをしなれかかるようにして歩いていた。
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
この前の戦争でい奴らに先を越されて損をしたが、今度はチャンと要領を覚えたから、今度戦争になってみろ、め、売り惜しみ、闇屋
武者ぶるい論 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
おかげで井戸の水がい血潮に変ったものもございますし、の稲を一夜の中にが食ってしまったものもございますが、あの白朱社巫女などは、摩利信乃法師を祈り殺そうとした応報で
邪宗門 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
同時に起き上がった宗三郎、小刀は下段、大刀は上段、はじめて付けた天地の構え、乾坤して一丸とし、二刀の間に置くという、すなわち円明流必勝の手、グッと睨んだものである。
任侠二刀流 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
アルコール中毒患者が、アルコールの気の感じないときは半死の状態にあるように、彼女等は一種の苦痛を伴ったぼんやりしたるさに苦しめられた。
地上:地に潜むもの (新字新仮名) / 島田清次郎(著)
妊娠のために感じ易くなっているダーリヤはマリーナをきしめたい程感動した。彼女は、立って室内を歩き出した。マリーナは吐息をつき、頭を振り、編物をとり上げた。
(新字新仮名) / 宮本百合子(著)
「どうも、弱りましたな。この分でゆくと、もう一つ、足留稲荷の向うを張って、早ち稲荷てえのをまつって、せいぜい油揚げをお供えしなくっちゃアなりますめえぜ」
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
真赤な装甲車の背中が、血痕やガラスの破片を踏みにじりながら、穴を開けて静まってしまった街区の底をごそごそとるそうに辷っていった。
上海 (新字新仮名) / 横光利一(著)
なお依然として未解決のままに遺されているかの如き感をいたままに、爾後三十年の歳月は空しく推移したのであった。
法隆寺再建非再建論の回顧 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
雨風のために夜はにぎやかな往来もさすがに人通りが絶ええだった。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無……阿弥陀……南無阿弥…………南無……」
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
晝休みの際などは、誰先立つとなく運動場に一のポロテージ行進が始つて居た。
雲は天才である (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
かれはすぐ飯を食わすというとるそうに起きあがり、のそのそと僕のあとをいてきたのである。
一週一夜物語 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
椿岳の画が俄に管待やされして市価を生じたのはマダく十年かそこらである。その市価を生じた直接の原因は、商売人のるとやはり外国人がりに感嘆して買出したからであるそうだ。
士気のすることは、如何ともすることができず、ために、水辺へ陣を移したのだが、それにも入念に計を設け、わざと弱々しい老兵軍をのこして我を誘い、自身は精鋭をそろえて
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
外面如菩薩内心如夜叉などいう文句は耳にたこのできるほど聞かされまして、なんでも若い女と見たら鬼かのように思うがよい、親切らしいことを女が言うのは皆なますので
女難 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
それはそうと求林斎、その後続々良書を発行したな。大概私も読んだつもりだ。
任侠二刀流 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
生の動揺といったが見えている中に、これはまた青嵐も吹かば吹け、碧瑠璃のさざれ石の間にまって、んまりとした死の静粛! それでいて、眠っているのではない、どこか冴え切って
白峰山脈縦断記 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
いまや王政の下、その朝廷の御保証において発された楮幣なのだぞ。しかも汝らは宮将軍の一兵だ、世間の中でも威張ッてえ。もし非を鳴らす者あらば、いつでもわが門へ引ッぱって来い。
て 盆盎せんや
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
そもそもは洲股の戦いで、斎藤方の湧井将監てえ八十騎持ちの侍に出会い、あの河原でだ、そいつの槍を、ふんくろうとしたら、突いて来やがった。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
山の一つののくぼみ、四方閉ざされた正しい円形の谷間で、夕陽の光が一面に当たっていた。赤土の地面であって、中央の狭い金色の野には、遅麦色の燈心草が生えていた。
艫の釜場に入って見ると、一番きがすんで二番炊きにかかったところと見え、五升釜の下で薪が威勢よく燃え、ちょうど飯は噴きこぼれそうになっている。
顎十郎捕物帳:13 遠島船 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
それからお土産の包を開いて、水きにしてあるの肉を、の皮ぐるみそれらの御馳走と一緒に並べた。
猫と庄造と二人のをんな (新字旧仮名) / 谷崎潤一郎(著)
の皮包のの肉をアルミニユームの鍋へ移すと、瓦斯の火を借りて水きにした。
猫と庄造と二人のをんな (新字旧仮名) / 谷崎潤一郎(著)
何にも為る事がない、ただもう倦怠るい、仕方が無いので妹の鏡台を縁側に持ち出して又かうやつて剃刀の刃をる。
桐の花 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
……あたし、兄と一緒に、ずっと海原先生に見ていただいて居りました。まだ、ほんのもの真似ですけど。……いちど、『栃の花』というのを出品したことがありました
生霊 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
曲亭馬琴と署名して「春の花の道行」を耕書堂から出版したのは、それから間もなくのことであったが、幸先よくもこの処女作は相当喝采を博したものである。
戯作者 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
そっちこちで悪いが耳に入り、そのうち放浪時代から付きっていた、茨城生まれの情婦が現われたりして、彼女が十年働いてめた貯金も、あらかたその手切れに引きされてしまった。
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
じつに、わが国は伊太利軍には一度も敗れたことはないのである。その歴史的信念を忘れ、決戦に怯気だった、軍主脳部こそは千をうけねばならぬ。
潜航艇「鷹の城」 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
吉里は一語さないで、真蒼な顔をしてじッと平田を見つめている。平田もじッと吉里を見ていたが、堪えられなくなッて横を向いた時、仲どんが耳門を開ける音がけたたましく聞えた。
今戸心中 (新字新仮名) / 広津柳浪(著)
されど数年間文学専攷の結果は、余の愚鈍をして半歩一歩の進歩を為さしめたりと信ず。少しく文字ある者は都々逸を以て俚野すべしとなす。
人々に答ふ (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
そのまん中にある三階ての古い病舎が、赤十字病院だった。——取りこまない白い洗濯物が、からたちの垣から桐の木へ、幾すじも渡してあった。
かんかん虫は唄う (新字新仮名) / 吉川英治(著)
間もなく紙帳は、栞の手によって、空地へ釣られ、ところどころけ目を持ったその紙帳は、一杯に春陽を受け、少しるそうに、裾を地に敷き、宙に浮いた。
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
ほんとに何か出来そうに見えて居る主人をるそうに見たりして居た。
お久美さんと其の周囲 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
近所壯者以前怪我人いた。醫者先刻のやうにして怪我人の恐怖したながらめてぎつといた。怪我人はぼぎつとろしいた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
自分は、これを投函して来い、そうしてその鳥をそっちへ持って行けと下女に云った。下女は、どこへ持って参りますかと聞き返した。
文鳥 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
そのまん中の処にしてある特種らしい三段抜きの大きな記事が、私の眼に電気のように飛び付いて来た。
縊死体 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
このたびはソノ三題話流行つた時分出来ました落語で、第一が大仏餅、次が袴着乞食、と三題話を、掲載すことにしました。
盃をとれば酒を思ひ、骰子をとればうたんことを思ふ。心は必ず事に触れて来る。かりにも不善の戯れをなすべからず。
帰依と復活 (新字旧仮名) / 亀井勝一郎(著)
、旦那様、あの、何が、あの、あのあの、」
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
煮る団茶、かき回す粉茶、葉茶はそれぞれ、の気分を明らかに示している。
茶の本:04 茶の本 (新字新仮名) / 岡倉天心岡倉覚三(著)
この画は、大作ではありませんけれども、全体に於て私自身のって居ります考えなり筆なりを、自分でやや満足し得ますところまでし得たものと信じて居ります。
「汐くみ」の画に就いて (新字新仮名) / 上村松園(著)
乃公は余り苦しいから、と室を脱出して、客間へ入ったけれども、見つかると又叱られるから、窓掛の後にれていたが、其中に大層身体がるくなり、次いでくなった。
いたずら小僧日記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
『さうね、不思議なこと』と海龜へて、目録しました、『——不思議古今れる大海學の、それから懶聲すこと——懶聲先生年老つた海鰻で、 ...
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
みたることばにて語るは
うたかたの記 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
「きつねがまして、おまえがたをれてゆこうとするのだ。」と、大人たちは、みんなをるように、いいました。
竹馬の太郎 (新字新仮名) / 小川未明(著)
おばこ此のぢよめえね(このごろ見えぬの意)風でも引いたかやと案じられ、コバエテ/\、風も引かねど親んちやんびしぐで(東北方面には濁音が多い)籠の鳥、コバエテ/\。
春雪の出羽路の三日 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
この人ごみの後を通り、二階桟敷に上らんとすれば、酔顔たる老人あり。鼈甲のに辮髪を巻き、芭蕉扇を手にして徘徊するを見る。波多野君、僕に耳語して曰、「あの老爺樊半山ですよ。」
北京日記抄 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
二三の漁火の星の如く、遠くちらつくと、稀に、銚子行汽船の過ぐるに当り、船燈長く波面にき、金蛇隠現する如きを見るのみにして、樹林無く、屋舎無く、人語馬声無く、一刻一刻
大利根の大物釣 (新字新仮名) / 石井研堂(著)
魚市場へ行ってみると、黒い背甲擦剥いて赤身をした奴がズラリと並んで飛ぶように売れて行ったものだが、これは春先から対州の沿岸を洗い初める暖流に乗って来た鰤の大群が
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「やよ、各〻、踊りじゃ。——藤次どの、唄たのむ」
宮本武蔵:03 水の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
眞熊野の熊野の山におふる樹のイマメの胴のうづの太鼓
長塚節歌集:2 中 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)