“攤”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひら66.7%
だ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
芝山内の僧房に老僧は端座して詩巻を攤(ひら)き、年少の詩人は酒盃を手にして灯下に相対している光景が歴然として目に浮び来った故である。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
頼氏では此年五月朔(さく)に杏坪(きやうへい)が七十九歳で広島に歿した。わたくしは其集の末巻(まつくわん)を攤(ひら)いて見た。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
盃をとれば酒を思ひ、骰子をとれば攤(だ)うたんことを思ふ。心は必ず事に触れて来る。かりにも不善の戯れをなすべからず。
帰依と復活 (新字旧仮名) / 亀井勝一郎(著)