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怯気
ふりがな文庫
“怯気”のいろいろな読み方と例文
旧字:
怯氣
読み方
割合
おじけ
71.4%
おぢけ
14.3%
きょうき
8.6%
おくれ
2.9%
びく
2.9%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おじけ
(逆引き)
それを見ると、矢部はすっかり
怯気
(
おじけ
)
づいて、逃げてゆこうとした。宮川は、その手をしっかと握って、自分の傍にひきつけて放さなかった。
脳の中の麗人
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
怯気(おじけ)の例文をもっと
(25作品)
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おぢけ
(逆引き)
勝てば助勢は出て来る、負ければ
怯気
(
おぢけ
)
はつく。将門の軍は日に衰へた。秀郷の兵は下総の堺、即ち今の境町まで十三日には取詰めた。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
怯気(おぢけ)の例文をもっと
(5作品)
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きょうき
(逆引き)
倦怠や郷愁やまた
怯気
(
きょうき
)
などという果てしない迷いは、生命の安全感が比較的多いところに身を置いているときほど
執拗
(
しつよう
)
に作用して来るのだった。
上杉謙信
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
怯気(きょうき)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
おくれ
(逆引き)
任原
(
じんげん
)
もまたそれを見て、「——おや、こいつ、ただ者ではないぞ」と、ちょっと、
怯気
(
おくれ
)
に似た警戒を心に生じたかのようだった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
怯気(おくれ)の例文をもっと
(1作品)
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びく
(逆引き)
これが、例の戸棚掛の
白布
(
しろぬの
)
を、直ぐに使って一包み、昨夜の一刀を上に
載
(
の
)
せて、も一つ白布で本包みにしたのを、薄々沙汰は知っていながら、信心堅固で、
怯気
(
びく
)
ともしないで、一件を小脇に抱える。
沼夫人
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
怯気(びく)の例文をもっと
(1作品)
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怯
漢検準1級
部首:⼼
8画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“怯気”で始まる語句
怯気々々
検索の候補
怯気々々
物怯気
気怯
“怯気”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
小山内薫
吉川英治
橘外男
ニコライ・ゴーゴリ
作者不詳
小栗虫太郎
徳田秋声
中島敦
谷崎潤一郎