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おじけ
ふりがな文庫
“おじけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
怖気
61.3%
怯気
26.9%
怖毛
7.5%
恐気
1.1%
懼気
1.1%
畏気
1.1%
臆気
1.1%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
怖気
(逆引き)
キャラコさんは、すこし
怖気
(
おじけ
)
がついてきた。自分が、いま、やりかけていることは、途方もなく
突飛
(
とっぴ
)
なことのように思われだして来た。
キャラコさん:09 雁来紅の家
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
おじけ(怖気)の例文をもっと
(50作品+)
見る
怯気
(逆引き)
遠い所に置いてあったものが急に眼の前へ迫った感じで、励まされるよりは
怯気
(
おじけ
)
がついて、
臀込
(
しりご
)
みするようになるのであった。
蓼喰う虫
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
おじけ(怯気)の例文をもっと
(25作品)
見る
怖毛
(逆引き)
サン・モリッツは、
豪奢第一
(
ファッショナブル
)
の冬の
瑞西
(
スイツル
)
のなかでも最上級のブルジョア向きと見なされている土地である。そのため、大概の人が
怖毛
(
おじけ
)
をふるって、近処の村落に宿をとる。
踊る地平線:11 白い謝肉祭
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
おじけ(怖毛)の例文をもっと
(7作品)
見る
▼ すべて表示
恐気
(逆引き)
大蛇
(
うわばみ
)
でも居て
狙
(
ねら
)
うか、と若い者ちと
恐気
(
おじけ
)
がついたげな、
四辺
(
あたり
)
に
紛
(
まが
)
いそうな松の樹もなし、
天窓
(
あたま
)
の上から、
四斗樽
(
しとだる
)
ほどな
大蛇
(
だいじゃ
)
の頭が
覗
(
のぞ
)
くというでもござるまい。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
おじけ(恐気)の例文をもっと
(1作品)
見る
懼気
(逆引き)
されば向島の秋葉様は十月の十七、十八という、そろそろ人の
懼気
(
おじけ
)
づく頃に例年の大祭を執行し、火防の御幣を広く参詣の人々に頒つこと、考えれば抜け目のないことである。
残されたる江戸
(新字新仮名)
/
柴田流星
(著)
おじけ(懼気)の例文をもっと
(1作品)
見る
畏気
(逆引き)
その時よりして
畏気
(
おじけ
)
附き、
白昼
(
ひる
)
は更なり、
夜
(
よ
)
も里方へはいで来らず、をさをさ
油断
(
ゆだん
)
なかりしが。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
おじけ(畏気)の例文をもっと
(1作品)
見る
臆気
(逆引き)
「本当にやる気があるのかい。
臆気
(
おじけ
)
をふるっているんなら、『まあ見合わせましょう』というがいいぜ。今が最後のチャンスだ」
奇賊悲願:烏啼天駆シリーズ・3
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
おじけ(臆気)の例文をもっと
(1作品)
見る
“おじけ”の意味
《名詞》
おじけ【怖気】
怖がる気持ち。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
おぞけ
おぢけ
おぞげ
こわげ
をぢけ
おくれ
きょうき
びく
おそれげ
おくき