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おぞけ
ふりがな文庫
“おぞけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
怖気
36.8%
怖毛
34.2%
悚毛
7.9%
竦毛
5.3%
恐気
5.3%
慄毛
5.3%
恐毛
2.6%
悸毛
2.6%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
怖気
(逆引き)
彼のこんな様子が、思慮分別などはさらりと棄ててただもうたわいもない歓楽に酔ひ痴れた人達の胸に
怖気
(
おぞけ
)
を与へたことは云ふまでもない。
吸血鬼
(新字旧仮名)
/
ジョン・ウィリアム・ポリドリ
(著)
おぞけ(怖気)の例文をもっと
(14作品)
見る
怖毛
(逆引き)
自己の生活に濫して酒肉を買ひ、
傍
(
はた
)
に迷惑をかけても
恬
(
てん
)
として恥ぢないやうな、生若い似非デカダン、道楽デカダンには私は何時も
怖毛
(
おぞけ
)
を振ふ。
文壇一夕話
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
おぞけ(怖毛)の例文をもっと
(13作品)
見る
悚毛
(逆引き)
敦賀
(
つるが
)
で
悚毛
(
おぞけ
)
の
立
(
た
)
つほど
煩
(
わづら
)
はしいのは
宿引
(
やどひき
)
の
悪弊
(
あくへい
)
で、
其日
(
そのひ
)
も
期
(
き
)
したる
如
(
ごと
)
く、
汽車
(
きしや
)
を
下
(
お
)
りると
停車場
(
ステーシヨン
)
の
出口
(
でぐち
)
から
町端
(
まちはな
)
へかけて
招
(
まね
)
きの
提灯
(
ちやうちん
)
、
印傘
(
しるしかさ
)
の
堤
(
つゝみ
)
を
築
(
きづ
)
き、
潜抜
(
くゞりぬ
)
ける
隙
(
すき
)
もあらなく
旅人
(
たびびと
)
を
取囲
(
とりかこ
)
んで
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
おぞけ(悚毛)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
竦毛
(逆引き)
杉の森の寒夜もかくばかりかと思うほど、
竦毛
(
おぞけ
)
の立つひそまりかただった。
旧聞日本橋:24 鬼眼鏡と鉄屑ぶとり(続旧聞日本橋・その三)
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
おぞけ(竦毛)の例文をもっと
(2作品)
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恐気
(逆引き)
すると其の席に居た三平が急に
恐気
(
おぞけ
)
を慄い出し
幇間
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
おぞけ(恐気)の例文をもっと
(2作品)
見る
慄毛
(逆引き)
慄毛
(
おぞけ
)
だつ寒さと汗に蒸される熱さとの中で烹られる。
晶子詩篇全集拾遺
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
おぞけ(慄毛)の例文をもっと
(2作品)
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恐毛
(逆引き)
放蕩費
(
はうたうひ
)
を借りようとして居るのだが、誰もあんな無法者に金を貸して、抵当として家屋敷を押へた処が、跡で何んな苦情を持出さぬものでもないと、
恐毛
(
おぞけ
)
振つて相手に
為
(
せ
)
ぬので
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
おぞけ(恐毛)の例文をもっと
(1作品)
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悸毛
(逆引き)
元よりこう
嚇
(
おど
)
されても、それに
悸毛
(
おぞけ
)
を震う様な私どもではございません。甥と私とはこれを聞くと、まるで綱を放れた牛のように、両方からあの沙門を
目蒐
(
めが
)
けて斬ってかかりました。
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
おぞけ(悸毛)の例文をもっと
(1作品)
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