トップ
>
悪弊
ふりがな文庫
“悪弊”の読み方と例文
読み方
割合
あくへい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あくへい
(逆引き)
織田殿の年来の
悪弊
(
あくへい
)
を討ったに過ぎず、わけても朝廷を仰ぎ奉るの念にはもとより変るところあるべき理はないと
唱
(
とな
)
えておるではないか。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
敦賀
(
つるが
)
で
悚毛
(
おぞけ
)
の
立
(
た
)
つほど
煩
(
わづら
)
はしいのは
宿引
(
やどひき
)
の
悪弊
(
あくへい
)
で、
其日
(
そのひ
)
も
期
(
き
)
したる
如
(
ごと
)
く、
汽車
(
きしや
)
を
下
(
お
)
りると
停車場
(
ステーシヨン
)
の
出口
(
でぐち
)
から
町端
(
まちはな
)
へかけて
招
(
まね
)
きの
提灯
(
ちやうちん
)
、
印傘
(
しるしかさ
)
の
堤
(
つゝみ
)
を
築
(
きづ
)
き、
潜抜
(
くゞりぬ
)
ける
隙
(
すき
)
もあらなく
旅人
(
たびびと
)
を
取囲
(
とりかこ
)
んで
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「今までは、庶民の訴訟や争いも、
他人事
(
ひとごと
)
として、よい加減に扱って来たが、わが身の上に降りかかって、初めて吏道の
悪弊
(
あくへい
)
を知った。これも天罰だろう」
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
悪弊(あくへい)の例文をもっと
(5作品)
見る
悪
常用漢字
小3
部首:⼼
11画
弊
常用漢字
中学
部首:⼶
15画
“悪”で始まる語句
悪
悪戯
悪口
悪寒
悪魔
悪辣
悪漢
悪罵
悪戯者
悪業
検索の候補
弊悪
政弊悪政
“悪弊”のふりがなが多い著者
吉川英治
泉鏡太郎
泉鏡花