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悪罵
ふりがな文庫
“悪罵”の読み方と例文
旧字:
惡罵
読み方
割合
あくば
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あくば
(逆引き)
けれど、今、戸外に呶鳴っている法師たちの
悪罵
(
あくば
)
には、時こそよけれと、いい機会をつかまえて
襲
(
よ
)
せてきたらしい
気色
(
けしき
)
が濃厚である。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こちら側の音頭とりは、いふまでもなく河合だつた。彼はさうした
悪罵
(
あくば
)
の応酬にかけて、じつに明敏な頭脳の持主だつたのである。
少年
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
悪罵
(
あくば
)
、
奔走
(
ほんそう
)
、
駈引
(
かけひ
)
きは、そののち永く、ごたついて尾を引き、人の心を、生涯とりかえしつかぬ程に
歪曲
(
わいきょく
)
させてしまうものであります。
女の決闘
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
悪罵(あくば)の例文をもっと
(50作品)
見る
悪
常用漢字
小3
部首:⼼
11画
罵
常用漢字
中学
部首:⽹
15画
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悪態
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悪罵嘲笑
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罵詈悪口
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