“あくば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
悪罵75.8%
悪婆13.6%
惡婆6.1%
惡罵4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こちら側の音頭とりは、いふまでもなく河合だつた。彼はさうした悪罵あくばの応酬にかけて、じつに明敏な頭脳の持主だつたのである。
少年 (新字旧仮名) / 神西清(著)
義理も人情も知らねえ悪婆あくばでござんすぜ、うで生かして置いたからって為になる奴じゃアありやせん、いっそ今から往って是までの意趣返いしげえしに……
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
數人の男とお大といふ惡婆あくばを指圖して、長い間江戸中を荒して居たのです。
うなるといやつてる。貧乏貝塚びんぼうかひづかだの、馬鹿貝塚ばかかひづかだの、狗鼠貝塚くそかひづかだの、あらゆる惡罵あくばくはへるのである。