“惡婆”の読み方と例文
新字:悪婆
読み方割合
あくば100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
プウル夫人には、あの恐ろしい惡婆あくばとあなたが仰しやつた私の奧さまと一緒に此處に住むやうに年二百ポンドやる。グレイスは金をやればよくやつてくれることだらう。
數人の男とお大といふ惡婆あくばを指圖して、長い間江戸中を荒して居たのです。
らうたちまかほいろあをあかく、くちびるふるはせて惡婆あくば、とさけびしが、怒氣どき心頭しんとうおこつて、よりは黒烟くろけふりのごとく、紙幣しへいふみ寸斷ずた/\にいててゝ、直然すつくたちしさまひとなば如何いかなりけん。
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)