“心頭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しんとう86.7%
むね6.7%
シントウ6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それが狂念となって潜んでいるが、時としては表面にあらわれてかれをおびやかした。遺伝というものが心頭しんとうからみついていて離れない。
ごろむつまじくかたり給ふ二二殿原とのばらまうで給ひてはうむりの事をもはかり給ひぬれど、只師が心頭むねの暖かなるを見て、ひつぎにもをさめでかく守り侍りしに、今や蘇生よみがへり給ふにつきて
「——安禅アンゼン必ズシモ山水ヲモチイズ。心頭シントウ滅却メッキャクスレバ火モオノズカラ涼シ。カツ
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)