心頭むね)” の例文
ごろむつまじくかたり給ふ二二殿原とのばらまうで給ひてはうむりの事をもはかり給ひぬれど、只師が心頭むねの暖かなるを見て、ひつぎにもをさめでかく守り侍りしに、今や蘇生よみがへり給ふにつきて
一七徒弟とてい友どちあつまりて嘆き惜しみけるが、只一八心頭むねのあたりのすこし暖かなるにぞ、一九しやと二〇居めぐりて守りつも三日をにけるに、手足すこし動き出づるやうなりしが