“滅却”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めっきゃく71.4%
めつきやく14.3%
メッキャク14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(全然この態度を滅却めっきゃくする事は不可能でありますが、もし真を本位として著作に向うと、思ったよりも評価的神経は遅鈍になります)
創作家の態度 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
とつ! 心頭しんとう滅却めつきやくすればなんとかで、さとればさとれるのださうだけれど、あついからあつい。さとることなんぞはいまもつて大嫌だいきらひだ。……
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「——安禅アンゼン必ズシモ山水ヲモチイズ。心頭シントウ滅却メッキャクスレバ火モオノズカラ涼シ。カツ
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)