“出口”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
でぐち88.0%
でくち8.0%
エキジト4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのとき、季節きせつはずれの、おおきなくろいちょうが、どこからまよいこんだものか、ガラスまどにつきたって、しきりと、出口でぐちをさがしていました。
だまされた娘とちょうの話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
すでくらんでたふれさうになると、わざわひ此辺このへん絶頂ぜつちやうであつたとえて、隧道トンネルけたやうにはるかに一りんのかすれたつきおがんだのはひるはやし出口でくちなので。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ざわざわと停車場の出口エキジトにあたって少数の人がうごいたように思った。