“おぞげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
怖気25.0%
恐毛25.0%
慄毛25.0%
慄気25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
米友に一喝(いっかつ)された女中たちは、怖気(おぞげ)をふるって雨戸を締めきってしまいました。それがために米友も、張合いが抜けて喧嘩にもならずにしまったのは幸いでありました。
恐毛(おぞげ)を震(ふる)って立竦(たちすく)むと涼しさが身に染みて、気が付くと山颪(やまおろし)よ。
高野聖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
鞭打ちなどより、慄毛(おぞげ)の立つような恐ろしい目に会ったりした。が、弥吉には、それが又不思議に、そうされるごとに、却(かえ)って児太郎の美しさを滲(し)み込むように体内に感じるのだった。
お小姓児太郎 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
渚に繋がれてゐるのはいかにも迷惑さうに、航海者が慄気(おぞげ)を震ふ風なんぞは、一向に平気だといふやうな顔をして、一寸した水のうねりにも、神経をピリリと動かせ
天竜川 (新字旧仮名) / 小島烏水(著)