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おぞげ
ふりがな文庫
“おぞげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
怖気
25.0%
恐毛
25.0%
慄毛
25.0%
慄気
25.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
怖気
(逆引き)
米友に
一喝
(
いっかつ
)
された女中たちは、
怖気
(
おぞげ
)
をふるって雨戸を締めきってしまいました。それがために米友も、張合いが抜けて喧嘩にもならずにしまったのは幸いでありました。
大菩薩峠:16 道庵と鯔八の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
おぞげ(怖気)の例文をもっと
(1作品)
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恐毛
(逆引き)
恐毛
(
おぞげ
)
を
震
(
ふる
)
って
立竦
(
たちすく
)
むと涼しさが身に染みて、気が付くと
山颪
(
やまおろし
)
よ。
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
おぞげ(恐毛)の例文をもっと
(1作品)
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慄毛
(逆引き)
鞭打ちなどより、
慄毛
(
おぞげ
)
の立つような恐ろしい目に会ったりした。が、弥吉には、それが又不思議に、そうされるごとに、
却
(
かえ
)
って児太郎の美しさを
滲
(
し
)
み込むように体内に感じるのだった。
お小姓児太郎
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
おぞげ(慄毛)の例文をもっと
(1作品)
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慄気
(逆引き)
渚に繋がれてゐるのはいかにも迷惑さうに、航海者が
慄気
(
おぞげ
)
を震ふ風なんぞは、一向に平気だといふやうな顔をして、一寸した水のうねりにも、神経をピリリと動かせ
天竜川
(新字旧仮名)
/
小島烏水
(著)
おぞげ(慄気)の例文をもっと
(1作品)
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