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慄気
ふりがな文庫
“慄気”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おぞげ
50.0%
ぞっ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おぞげ
(逆引き)
渚に繋がれてゐるのはいかにも迷惑さうに、航海者が
慄気
(
おぞげ
)
を震ふ風なんぞは、一向に平気だといふやうな顔をして、一寸した水のうねりにも、神経をピリリと動かせ
天竜川
(新字旧仮名)
/
小島烏水
(著)
慄気(おぞげ)の例文をもっと
(1作品)
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ぞっ
(逆引き)
汗が冷く、
慄気
(
ぞっ
)
と寒い。息が
発奮
(
はず
)
んで、身内が震う処から、取ったのを放してくれない指の先へ、ぱっと火がついたように、ト胸へ来たのは、やあ!こうやって生血を吸い取る……
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
慄気(ぞっ)の例文をもっと
(1作品)
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慄
常用漢字
中学
部首:⼼
13画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“慄”で始まる語句
慄
慄然
慄立
慄毛
慄悍
慄々
慄動
慄へ
慄声
慄悚
“慄気”のふりがなが多い著者
小島烏水
泉鏡花