“慄へ”の読み方と例文
読み方割合
トレモロ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
愛する者によつて掻き鳴さるる我が魂の慄へトレモロを熱愛するのである。自分の歡樂のために他人を犧牲に供するに堪へない者は、ドン・ホアンとなる資格がない。
三太郎の日記 第二 (旧字旧仮名) / 阿部次郎(著)