『三太郎の日記　第二（さんたろうのにっき　だいに）』

主よ我信ず、わが信なきを助けたまへ 實行とならぬ思想は無價値だと云ふ言葉は屡〻耳にするところである。併しこの言葉の意味は隨分粗雜で、その眞意を捕捉し難い。若し實行とは主觀が客觀（人及び物）に直接に働き掛ける事のみを意味するならば、或る種類の …

著者	阿部次郎
ジャンル	文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別	旧字旧仮名
読書目安時間	約2時間49分（500文字/分）
朗読目安時間	約4時間42分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

主（テーゼ） 決定（けつじやう） 意（むね） 法衣（ケープ） 幻想（トロイメライ） 罅隙（ギヤツプ） 客（アンチテーゼ） 情事（ラムール） 些事（ネーベンザツヘ） 認識（エヤケンネン） 機知（エスプリ） 妖婦（デイルネ） 名聲（フエーム） 嚴肅（シーリヤス） 浮動（ボーデンロース） 聖傷（ステイグマ） 原質（ズブスタンツ） 調戲（からかひ） 證（あか） 連續（コンテイニユイテイ） 邂逅（めぐりあ） 巫神（シピツレ） 慄へ（トレモロ） 審判（さばき） 殿樣（とのさま） 過信（オーヴアーエスチメート）