阿部次郎
1883.08.27 〜 1959.10.20
著者としての作品一覧
合本三太郎の日記 序(旧字旧仮名)
読書目安時間:約2分
三太郎の日記を永久に打切りにするために、從來公にした第一と第二との本文に、その後のものを集めた第三を加へて、此處に此の書を出版する。三太郎の日記は三十代に於ける自分の前半期の伴侶と …
読書目安時間:約2分
三太郎の日記を永久に打切りにするために、從來公にした第一と第二との本文に、その後のものを集めた第三を加へて、此處に此の書を出版する。三太郎の日記は三十代に於ける自分の前半期の伴侶と …
合本三太郎の日記の後に(旧字旧仮名)
読書目安時間:約8分
私は昨日合本三太郎の日記の初校を了へた。もうこれからは永久に手を觸れることを罷めるつもりで、今囘は初校も再校も三校も凡て自分で眼を通すことにしたのである。さうして二度も三度も舊稿を …
読書目安時間:約8分
私は昨日合本三太郎の日記の初校を了へた。もうこれからは永久に手を觸れることを罷めるつもりで、今囘は初校も再校も三校も凡て自分で眼を通すことにしたのである。さうして二度も三度も舊稿を …
帰来(新字旧仮名)
読書目安時間:約12分
千九百二十三年の七月、私は、独逸を出てから、和蘭・白耳義を経て再びパリにはひつた。其処の美術館で、前に見た目ぼしいものを見なほしたり、前に見のこして置いたものを見たりするのが私の主 …
読書目安時間:約12分
千九百二十三年の七月、私は、独逸を出てから、和蘭・白耳義を経て再びパリにはひつた。其処の美術館で、前に見た目ぼしいものを見なほしたり、前に見のこして置いたものを見たりするのが私の主 …
三太郎の日記 第一(旧字旧仮名)
読書目安時間:約2時間54分
Es irrt der Mensch, solang er strebt. 此類の書は序文なしに出版せらる可き性質のものではない。自分は自分の過去のために、小さい墓を建ててやるやう …
読書目安時間:約2時間54分
Es irrt der Mensch, solang er strebt. 此類の書は序文なしに出版せらる可き性質のものではない。自分は自分の過去のために、小さい墓を建ててやるやう …
三太郎の日記 第三(旧字旧仮名)
読書目安時間:約3時間22分
Inzwischen treibe ich noch auf ungewissen Meeren; der Zufall schmeichelt mir, der glattzün …
読書目安時間:約3時間22分
Inzwischen treibe ich noch auf ungewissen Meeren; der Zufall schmeichelt mir, der glattzün …
三太郎の日記 第二(旧字旧仮名)
読書目安時間:約2時間49分
主よ我信ず、わが信なきを助けたまへ 實行とならぬ思想は無價値だと云ふ言葉は屡〻耳にするところである。併しこの言葉の意味は隨分粗雜で、その眞意を捕捉し難い。若し實行とは主觀が客觀(人 …
読書目安時間:約2時間49分
主よ我信ず、わが信なきを助けたまへ 實行とならぬ思想は無價値だと云ふ言葉は屡〻耳にするところである。併しこの言葉の意味は隨分粗雜で、その眞意を捕捉し難い。若し實行とは主觀が客觀(人 …
“阿部次郎”について
阿部 次郎(あべ じろう、1883年〈明治16年〉8月27日 - 1959年〈昭和34年〉10月20日)は、日本の哲学者・美学者・作家。東北帝国大学法文学部教授、同学部長、帝国学士院会員。仙台市名誉市民。『三太郎の日記』著者。
(出典:Wikipedia)
(出典:Wikipedia)
“阿部次郎”と年代が近い著者
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今年で生誕X百年
今年で没後X百年
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