私は昨日合本三太郎の日記の初校を了へた。もうこれからは永久に手を觸れることを罷めるつもりで、今囘は初校も再校も三校も凡て自分で眼を通すことにしたのである。さうして二度も三度も舊稿を讀みかへしながらどんな心持を經驗したか、私は今これを語ること …
| 著者 | 阿部次郎 |
| ジャンル | 文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆 |
| 初出 | 「合本三太郎の日記」岩波書店、1918(大正7)年6月 |
| 文字種別 | 旧字旧仮名 |
| 読書目安時間 | 約8分(500文字/分) |
| 朗読目安時間 | 約12分(300文字/分) |
| 著者 | 阿部次郎 |
| ジャンル | 文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆 |
| 初出 | 「合本三太郎の日記」岩波書店、1918(大正7)年6月 |
| 文字種別 | 旧字旧仮名 |
| 読書目安時間 | 約8分(500文字/分) |
| 朗読目安時間 | 約12分(300文字/分) |