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慄悍
ふりがな文庫
“慄悍”の読み方と例文
読み方
割合
ひょうかん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひょうかん
(逆引き)
がめたるの靴下が
慄悍
(
ひょうかん
)
な
脛
(
すね
)
を包んで、破けまいと努力していた。その輪廓は脂肪過多の傾向からはずっと遠かった。
踊る地平線:09 Mrs.7 and Mr.23
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
慄悍
(
ひょうかん
)
な動物は、弾丸をくぐって直ちに、人に迫って来る。それは全く凄いものだった。衛兵は総がかりで狼と戦わねばならなかった。悪くすると、
腋
(
わき
)
の
下
(
した
)
や、のどに喰いつかれるのだ。
渦巻ける烏の群
(新字新仮名)
/
黒島伝治
(著)
その
慄悍
(
ひょうかん
)
なる敵機の一隊は、目標を旗艦
陸奥
(
むつ
)
に向けて、突入してきた。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
慄悍(ひょうかん)の例文をもっと
(3作品)
見る
慄
常用漢字
中学
部首:⼼
13画
悍
漢検1級
部首:⼼
10画
“慄”で始まる語句
慄
慄然
慄立
慄毛
慄々
慄動
慄気
慄へ
慄声
慄悚
“慄悍”のふりがなが多い著者
谷譲次
黒島伝治
海野十三