“ひょうかん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
剽悍49.1%
慓悍43.9%
慄悍5.3%
馮驩1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただしその代わり毎年の元旦、選ばれた芸人が柳営りゅうえいへ参り、祝儀の放歌を奏したものである。里人の性質は剽悍ひょうかんで、義侠心に富んでいた。
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
何病気で死んだんだろう? あの頑丈な男が……眼玉のギョロリとした、色の真っ黒い、慓悍ひょうかんそのもののような骨格であったあの男が……
あまり者 (新字新仮名) / 徳永直(著)
慄悍ひょうかんな動物は、弾丸をくぐって直ちに、人に迫って来る。それは全く凄いものだった。衛兵は総がかりで狼と戦わねばならなかった。悪くすると、わきしたや、のどに喰いつかれるのだ。
渦巻ける烏の群 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
馮驩ひょうかんその剣を弾じてうたう。と、口ずさみながら、龍造寺主計は、うしろざまに手をのばして、まくらにしていた長刀を、とりあげた。お高が、ぎょっとしているうちに、すうと抜いた。
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)