“慄々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぞくぞく50.0%
ふるへる50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
松岡は一つ一つの部屋を見廻ってあるいていると、末枯れどきのうそ寒さが慄々ぞくぞくと肌身に沁みついた、からだが震えて止りそうもなかった。
三階の家 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
見るに折節をりふし土藏どざう普請ふしんにて足代あししろの掛り居たればこれ僥倖さいはひと其足代よりのぼりしが流石さすが我ながらにおそろしく戰々わな/\慄々ふるへる
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)