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『天竜川』
ふりがな文庫
『
天竜川
(
てんりゅうがわ
)
』
山又山の上を、何日も偃松の中に寝て、カアキイ色の登山服には、松葉汁をなすり込んだ青い斑染が、消えずに残つてゐる、山を下りてから、飯田の町まで寂しい宿駅を、車の上で揺られて来たが、どこを見ても山が重なり合ひ、顔を出し、肩を寄せて、通せん坊をし …
著者
小島烏水
ジャンル
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約29分(500文字/分)
朗読目安時間
約47分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
俯
(
かゞ
)
俯
(
の
)
克
(
が
)
蹙
(
ちぢ
)
御供
(
ほや
)
卿
(
きやう
)
河内
(
かうち
)
帆布
(
カンヴアス
)
渡
(
と
)
漏斗
(
ぢやうご
)
背
(
うしろ
)
精力
(
エネルギー
)
言伝
(
ことづか
)
偶
(
たまた
)
大谷
(
おほたに
)
川
(
がは
)
潮
(
さ
)
舂
(
うす
)
陸
(
をか
)
鞺鞳
(
だうたうふ
)
中部
(
なかつぺ
)
天
(
あめ
)
女
(
むすめ
)
屋
(
いへ
)
山脈
(
さんみやく
)
東下
(
あづまくだ
)
秤量
(
しやうりやう
)
面帕
(
ヴエール
)
佐太
(
さた
)
偃松
(
はひまつ
)
南瓜
(
かぼちや
)
天
(
あま
)
屋棟
(
やね
)
岩脈
(
ダイク
)
川楊
(
かはやなぎ
)
撓
(
しな
)
日記
(
につき
)
水神
(
すゐじん
)
温田
(
ぬくだ
)
濃青
(
こさを
)
熊野
(
ゆや
)
磧
(
かはら
)
窖
(
あな
)
簇
(
むら
)
纜
(
もや
)
舳
(
みよし
)
菊川
(
きくがは
)
蓆
(
ござ
)
蓼太
(
れうた
)
街道
(
かいだう
)
褶曲
(
フオールヂング
)
西行
(
さいぎやう
)
覊旅
(
きりよ
)
透
(
すか
)
遠州
(
ゑんしう
)
久根
(
くね
)
俊基
(
としもと
)
偶
(
たま
)
公達
(
きんだち
)
匝
(
めぐ
)
宗行
(
むねゆき
)
小夜
(
さよ
)
山室
(
やまむろ
)
峡流
(
カニヨン
)
峯巒
(
ほうらん
)
川田
(
かはだ
)
急灘
(
きふたん
)
慄気
(
おぞげ
)
押進
(
あふしん
)
斑染
(
まだらぞめ
)
新滝
(
にひだき
)
時又
(
ときまた
)
朝臣
(
あそん
)
業平
(
なりひら
)
檣
(
ほばしら
)
櫂
(
かい
)
欄
(
てすり
)
水屑
(
みくず
)
水沫
(
しぶき
)
法師
(
ほふし
)
海豚
(
いるか
)
涵
(
ひた
)
満島
(
みつしま
)
瀞
(
とろ
)
火筒
(
ほや
)
無辜
(
むこ
)
白金
(
プラチナ
)
眼晴
(
ひとみ
)
窪魔
(
あま
)
窶
(
やつ
)
米突
(
メートル
)
粟代
(
あはしろ
)
糀屋
(
かうじや
)
絎
(
く
)
絲楯
(
いとだて
)
罩
(
こ
)
翡翠
(
ひすい
)
萱草
(
かんぞう
)
葛
(
くず
)
蓬
(
よもぎ
)