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舂
ふりがな文庫
“舂”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つ
49.2%
うすず
24.6%
うすづ
10.8%
うす
6.2%
うすつ
4.6%
つい
1.5%
つき
1.5%
ツ
1.5%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つ
(逆引き)
子
(
し
)
のたまわくだ。なにしてやがるかと思って、
破
(
やぶ
)
けた窓の障子から
覗
(
のぞ
)
くとね、ポンポチ米を
徳久利
(
とっくり
)
で
舂
(
つ
)
きながら勉強してやがるんだ。
旧聞日本橋:11 朝散太夫の末裔
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
舂(つ)の例文をもっと
(32作品)
見る
うすず
(逆引き)
陽の
舂
(
うすず
)
きかけた富士川の水が、松の
木
(
こ
)
の
間
(
ま
)
から
赤銅
(
あかがね
)
いろに見えて来た頃、吉原方面から、鞭を上げて来た騎馬の男があった。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
舂(うすず)の例文をもっと
(16作品)
見る
うすづ
(逆引き)
目路
(
めじ
)
のたかさに
舂
(
うすづ
)
いた陽は、木蔭や藪の底にひそんでいた冷い空気を呼び寄せた。馬は汗を流しているが、心のなかは寒いのである。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
舂(うすづ)の例文をもっと
(7作品)
見る
▼ すべて表示
うす
(逆引き)
さて妻が子に食を与え隣家へ
舂
(
うす
)
つきに往くとて、子を伴れ行くを忘れた。子の口が
酥酪
(
そらく
)
で
香
(
にお
)
うを
嗅
(
か
)
ぎ付けて、毒蛇来り殺しに掛かる。
十二支考:09 犬に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
舂(うす)の例文をもっと
(4作品)
見る
うすつ
(逆引き)
非常
(
ひじやう
)
に
甘味
(
うま
)
い
菓子
(
くわし
)
に
舌皷
(
したつゞみ
)
打
(
う
)
ちつゝ、
稍
(
や
)
や十五
分
(
ふん
)
も
※
(
すぎ
)
たと
思
(
おも
)
ふ
頃
(
ころ
)
、
時計
(
とけい
)
は
午後
(
ごご
)
の
六時
(
ろくじ
)
を
報
(
ほう
)
じて、
日永
(
ひなが
)
の五
月
(
ぐわつ
)
の
空
(
そら
)
も、
夕陽
(
ゆふひ
)
西山
(
せいざん
)
に
舂
(
うすつ
)
くやうになつた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
舂(うすつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
つい
(逆引き)
『ア、ア、アッ、アッ!』と叫んで
突起
(
つったっ
)
たかと思うと、又
尻餅
(
しりもち
)
を
舂
(
つい
)
て
熟
(
じっ
)
と僕を見た時の顔色! 僕は母が気絶したのかと
喫驚
(
びっくり
)
して
傍
(
そば
)
に
駈寄
(
かけよ
)
りました。
運命論者
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
舂(つい)の例文をもっと
(1作品)
見る
つき
(逆引き)
立出し頃は享保十六年十一月なりしが三吉は
種々
(
しゆ/″\
)
工夫して
本所
(
ほんじよ
)
柳原
町
(
まち
)
に
舂
(
つき
)
屋の權兵衞といふ者あり此者は
豫
(
かね
)
て
知人
(
しりびと
)
なる故是を
頼
(
たの
)
みて欺かばやと思ひ常盤橋御門を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
舂(つき)の例文をもっと
(1作品)
見る
ツ
(逆引き)
稲
舂
(
ツ
)
けば、
皹
(
カヾ
)
る我が手を。今宵もか、
殿
(
トノ
)
の
若子
(
ワクゴ
)
が 取りて
歎
(
ナゲ
)
かむ(万葉集巻十四)
古代生活に見えた恋愛
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
舂(ツ)の例文をもっと
(1作品)
見る
舂
漢検1級
部首:⾅
11画
“舂”を含む語句
米舂
夕舂日
挽舂
剉焼舂磨
舂米屋
舂女
餅舂
賃舂
舂米部
舂米女
舂杵
舂引音頭
舂屋
舂場
舂入
立舂
稻舂
碓舂
石舂
泉舂
“舂”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
牧野富太郎
押川春浪
吉川英治
木下尚江
中勘助
南方熊楠
正岡容
幸田露伴
小島烏水