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酥酪
ふりがな文庫
“酥酪”の読み方と例文
読み方
割合
そらく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そらく
(逆引き)
さて妻が子に食を与え隣家へ
舂
(
うす
)
つきに往くとて、子を伴れ行くを忘れた。子の口が
酥酪
(
そらく
)
で
香
(
にお
)
うを
嗅
(
か
)
ぎ付けて、毒蛇来り殺しに掛かる。
十二支考:09 犬に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
何も知らない焦生は、窈娘の室へ来て見ると、旨そうな
酥酪
(
そらく
)
があるので口にしようとした。窈娘は急いでその手をおさえた。
虎媛
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
また洋字に改むるものは、なお米飯をもって
麺包
(
パン
)
に代え、味噌をもって
酥酪
(
そらく
)
に
代
(
かえ
)
るがごとし。その滋養は
勝
(
まさ
)
るるといえども、現にその不便を
観
(
み
)
る。しかれども、別に新字を作るものに勝るることあり。
平仮名の説
(新字新仮名)
/
清水卯三郎
(著)
酥酪(そらく)の例文をもっと
(3作品)
見る
酥
漢検1級
部首:⾣
12画
酪
常用漢字
中学
部首:⾣
13画
“酥”で始まる語句
酥
酥乳
酥油
“酥酪”のふりがなが多い著者
清水卯三郎
南方熊楠
田中貢太郎