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『虎媛』
ふりがな文庫
『
虎媛
(
こえん
)
』
明の末の話である。中州に焦鼎という書生があって、友達といっしょに汴の上流へ往ったが、そのうちに清明の季節となった。その日は家々へ墓参をする日であるから、若い男達はその日を待ちかねていて、外へ出る若い女達を見て歩いた。焦生も友達といっしょに外 …
著者
田中貢太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
ジャンル
文学 > 中国文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約11分(500文字/分)
朗読目安時間
約18分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
明
(
みん
)
粉々
(
ふんぷん
)
弔
(
とむらい
)
脱
(
のが
)
顧
(
かえりみ
)
扉
(
と
)
僕
(
げなん
)
児
(
こども
)
上流
(
かわかみ
)
女
(
むすめ
)
裘
(
けごろも
)
山間
(
さんかん
)
長揖
(
ちょうしゅう
)
前
(
さき
)
王鼎
(
ぎょくてい
)
何人
(
だれ
)
甜
(
なめ
)
禿
(
は
)
窈娘
(
ようじょう
)
眇
(
すがめ
)
簷
(
のき
)
脚下
(
あしもと
)
監者
(
かんしゃ
)
貴郎
(
あなた
)
許
(
もと
)
詞
(
ことば
)
準備
(
したく
)
購
(
あがな
)
遁
(
のが
)
酥酪
(
そらく
)
鉦
(
かね
)
銭塘
(
せんとう
)
隻方
(
かたほう
)
風陰
(
かざかげ
)
鬚
(
ひげ
)
年老
(
としと
)
中州
(
ちゅうしゅう
)
会稽
(
かいけい
)
伴
(
つ
)
冬貂
(
とうてん
)
前肢
(
まえあし
)
卒伍
(
そつご
)
唸声
(
うなりごえ
)
妻室
(
かない
)
室
(
へや
)
帷
(
とばり
)
珊珊
(
さんさん
)
庭前
(
にわさき
)
斑紋
(
はんもん
)
枕頭
(
まくらもと
)
桌
(
たく
)
榻
(
ねだい
)
汴
(
べん
)
清明
(
せいめい
)
為方
(
しかた
)
焦鼎
(
しょうてい
)
爺親
(
おやじ
)